学習・教育

2022年度は、コロナ禍による影響のため、末尾に(※)を追記している取り組みは、中断、またはオンライン等により実施しました。

1. 児童養護施設の子供たちへの就労支援(2012〜2013年、2016年〜)

シチズン時計/
シチズン時計マニュファクチャリング

NPO法人ブリッジフォースマイルが主催する児童養護施設の中高生を対象とした職業体験(インターンシップ)の受け入れを行っています。時計の分解組立教室では、「働くとはどういうことか」「どのような職業があるのか」を経験し、子どもたちに「ものづくりの楽しさ」を学んでもらうと共に、従業員との交流を通じて、自分の将来を考えるきっかけになるようなプログラムで子供たちを支援しました。また講師を務めた当社従業員にとっては、児童養護施設で暮らす子どもたちの存在や、その子たちが18歳には施設を退所し一人暮らしをしていかなければならない現実を知るといった、社会課題を学ぶ機会となっています。

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2. 中学校、高等学校での総合的な探求学習への支援(2023年~)

シチズン時計

変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことで、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にした全国の中学校、高等学校での授業、総合的な探求学習への支援をシチズン時計は行なっています。具体的には、問題解決型の教育の企画であるトゥワイス・プラン企業インターンワークに賛同、参画し、参加校の学生に様々な課題を提供し、解決過程における学生との交流、解決アドバイス、学生からのプレゼンへのフィードバックなどを行なっています。学生の「思考力・判断力・表現力」をトレーニングすることにより、将来社会に出たときに必要となる主体的な人格形成、職業観、道徳観の育成を支援しています。

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3. FSC®ジャパン主催 中高生対象の「学習プログラム」「第4回FSCアワード」に協賛(2022年)

シチズン時計

シチズン時計は、国際的な森林認証制度FSCの普及啓発を行うFSCジャパンの理念に賛同し、中高生を対象にした「学習プログラム」「第4回FSCアワード」に協賛しました。

学習プログラム

森林破壊の現状や森林保全およびFSCマークの重要性を全国の中高生に認知・理解してもらうために、学校の授業で活用できる学習プログラムを開発。

FSCアワード

森林保全につながるFSCマークを普及させるためのアイデアコンテスト。

最優秀賞を受賞した学生をFSCジュニア・アンバサダーとして、FSCジャパンと一緒にFSCマークの普及活動を実施しています。

次の世代に豊かな森を受け継いでいくために、貴重な森林資源を使用する責任と日々向き合い、FSCマークの普及活動を行っていきます。

  • ※ FSC®:Forest Stewardship Council®/森林管理協議会。FSC®N002484。
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4. 近隣の小学校への出前授業(2023年~)

シチズン時計

シチズン時計では、従業員が近隣の小学校へ出向き、総合的な学習の時間の一環として、腕時計を製造するものづくりに対する取り組みや、企業がどのように環境配慮しているのかなどを伝える出前授業を行っています。子どもたちが、出前授業を通して企業が社会と向き合う姿を学ぶとともに、先生とは別の社会人と接することで、自分の将来を考えるきっかけをつかんでくれることを願っています。

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5. 従業員家族の子供参観日(2005年〜)

シチズン電子

シチズン電子では従業員の子ども対象とした「子ども参観日」を毎年の夏休み時期に開催しており、2019年度までに15回の開催を数えました(2020年・2021年・2022年は感染症対策のため未開催)。主力製品である照明用LEDパッケージを使用したオリジナルランプづくりやクイズを交えた社内見学など、ものづくりの楽しさを子供たちが体験できる内容です。また、普段は目にすることのない親の働く姿に触れる貴重な機会であり、例年盛況のイベントとなっています。(※)

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6. 子ども科学工作教室(1988年〜)

シチズン時計マニュファクチャリング飯田工場

長野県飯田市、飯田市美術博物館、(公財)長野県産業振興機構が主催する「子ども科学工作教室」が年4回開かれています。シチズン時計マニュファクチャリング飯田工場は、1講座を担当して講師を派遣し、ものづくりの楽しさ、喜びを体験する機会を提供しています。「自社製品・技術開発力」の時間では世界に誇れる製品・部品を製造している地元企業として紹介されるなど、子供たちの人気メニューとなっています。(※)

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7. 養護学校技術講習会(2002年〜)

シチズン時計マニュファクチャリング飯田工場

2002年より飯田養護学校と連携し、時計製造の技術講習会を定期的に実施しています。これまでに多くの卒業生を採用してきたほか、講習会を通じて働くことへの関心を高めてもらい、障がい者の皆さんの社会進出の手助けをしています。(※)

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8. 親子時計組み立て体験教室(2007年〜)

シチズン時計マニュファクチャリング飯田工場

「地元にある企業を知り、ものづくりに関心をもってもらうことで、次世代を担う若者たちの就労の意識向上につなげる」ことを目的に、飯田市の青少年育成に関する「スーパーサイエンス推進事業」の一環として「未来の“マイスター”は君だ!!」と題した親子時計組み立て体験教室を2007年より毎年実施しています。

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9. 工場見学者の受け入れ(2008年〜)

シチズン時計マニュファクチャリング東北工場

シチズン時計マニュファクチャリング東北工場では、「ものづくり」に関心を持ってもらい、子どもたちや地域の方々とのコミュニケーションを目的に、工場見学の受入れを行っています。岩手県北上市と連携し市のホームページや企業ガイドブックに掲載するなど参加を広く呼びかけており、北上市内はもとより県内各地の学校・他県から多くの参加があります。(※)

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10. 次世代育成のための職場体験学習(2013年〜)

シチズン時計マニュファクチャリング東北北上工場

シチズン時計マニュファクチャリング東北北上工場では、岩手県北上市内の小学生4〜6年生を対象に、消防士やパティシエ、美容カウンセラーなどさまざまな職業体験や社会体験にチャレンジし、楽しみながら社会のしくみが学べる「鬼っジョブ〜おしごとパーク」に2013年から参加しています。

出店したブースでは、腕時計の組立体験を通じて時計の知識が学べるとともに、ものづくりの楽しさや大変さを子どもたちに体験できるアトラクションとなっています。(※)

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11. そうそうこども科学祭(2014年〜)

シチズン時計マニュファクチャリング東北相馬工場

「ものづくり」や「科学技術」を遊びながら楽しく学ぶことを目的とした体験型イベント『そうそうこども科学祭』が南相馬市で毎年開催されています。シチズン時計マニュファクチャリング東北相馬工場では、文字板に好きな絵を描いて【世界に一つだけの腕時計】を作る体験を提供しています。講師役の従業員にとっても、子供たちの真剣な眼差しや楽しそうな姿、笑顔に触れ、仕事のモチベーションを高めるのにも役立っています。(※)

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12. 両親と離れて暮らす子どもたちの教育支援(2018年)

CITIZEN WATCH(CHINA)

2018年4月16日、西鉄城(中国)鐘表有限公司は、アリババのオークションプラットフォームにてシチズン時計のオークションイベントを開催しました。収益金23,642元をNPO法人「山里の花花西部公益組織」の活動支援金として寄付しました。なお「山里の花花西部公益組織」は、出稼ぎ労働で何年も帰らない両親を待つ子供たちや、両親がいない子供たちに教育機会を提供・支援しているボランティア団体です。

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四川省大凉山纳瓦小学校
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青海省果洛藏族自治州女子学校