生物多様性保全への取り組み

シチズングループでは、生物多様性によってもたらされる生態系サービスの重要性や、事業活動が生物多様性に与える影響を認識し、「シチズングループ生物多様性ビジョン」を定め、地域社会とともに生物多様性の保全に努めています。

シチズングループ生物多様性ビジョン(2020年4月 改定)

基本方針

シチズングループは、事業活動が生態系サービスの恩恵を受け、また、生態系に影響を与えていることを認識し、人と自然が調和し心豊かに安心して暮らせる持続可能な市民社会に貢献するため、グループ一体となって生物多様性の保全活動に取り組みます。

重点施策
  1. 自然をいつくしみ、自然と共生する気持ちを喚起する魅力的な環境配慮型製品やサービスを提供します。
  2. 生物多様性に配慮した事業所構内の緑化を推進します。
  3. 環境への取り組みについての情報を積極的に開示し、社会との生物多様性に関するコミュニケーションを深めます。
  4. 地域社会における環境保全活動や生物多様性保全活動を推進します。
  5. 全従業員に対して、生態系サービスの教育を実施し、生物多様性保全への理解を深めます。

生物多様性保全活動の推進

シチズングループでは、グループ生物多様性ビジョンに基づき、事業を行う地域の生物多様性に関する課題解決や保全活動を継続して行っています。2021年度は、コロナ禍の影響で多くの活動は中止となりましたが、2022年度は感染状況に応じて順次再開を予定しています。

【事例紹介】オオルリシジミ(絶滅危惧種Ⅰ類)の保護活動

シチズンファインデバイス、シチズンマシナリー、シチズン時計マニュファクチャリング

絶滅危惧Ⅰ類に指定されているオオルリシジミの生息地の一つである、シチズンファインデバイスの北御牧事業所(長野県東御市)では、地域の「オオルリシジミを守る会」の一員として、食草である豆科の植物「クララ」を構内に植え、害虫駆除など生息域の維持に努めるなど、2003年から保護活動に参画しています。蛾や蜂などの天敵駆除目的で行われる野焼きを行い、全社を挙げて保護活動に取り組んでいます。保護活動の実施に際して、帝京科学大学 教育人間科学部 学校教育学科 専任講師 江田慧子氏の助言を受けているほか、地域社会に理解を深めてもらう「親子観察会」にも協賛して敷地や施設を開放しており、近隣だけでなく県外からも多くの参加を得ています。

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食草「クララ」にとまる
オオルリシジミを撮影
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オオルリシジミ

【事例紹介】工場跡地を緑化してワーキングスペースを設置「CITIZEN森の事業所」

シチズン時計

シチズン本社のある東京事務所(東京都西東京市)では、災害時に近隣にも影響を及ぼしかねない老朽建物を解体し、事業所北側約4千㎡を「CITIZEN 森の事業所」に改修しました。「CITIZENの森」と名付けた一角には、武蔵野の雑木林の樹木215本が植栽され、ベンチやネスト、テーブルなどの屋外型ミーティングスペースを設置しました。生産性向上や健康を高める場づくりを通じて従業員のエンゲージメント向上を図るとともに、東京事業所の工場立地法緑化率は29.4%を確保、CO₂の吸収量は年間17tとなり、CO₂低減にも貢献しました。
なお「CITIZEN 森の事業所」は公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2021年度グッドデザイン賞を受賞しました。事業所での受賞は当社として初となります。

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