社会からの主な評価

シチズングループでは、「市⺠に愛され市⺠に貢献する」という企業理念を実践した事業活動を行ってきました。決して社会の規範に反したり、お客様やお取引先に不信感を抱かせたり、不誠実であってはならないという考えのもと、持続可能な社会の発展に貢献するため、社会課題の解決に向けた様々なCSR活動に取り組んでいます。こうした考え方や取り組みは外部機関にも評価されており、ESG関連の株価指数等に選ばれています。

ESGインデックスへの組み入れ

FTSE Blossom Japan Sector Relative Index

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本インデックスは、グローバルなインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築された投資指標で、各セクターにおいて相対的に、ESG(環境・社会・ガバナンス)の対応に優れた日本企業のパフォーマンスを反映しています。銘柄選定にあたっては、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に沿って企業の温室効果ガス排出量の管理や、低炭素経済への移行に関するリスクと機会への対応の質を評価しています。

また本インデックスは、ESG投資を積極的に推進している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の投資判断基準のひとつとして採用されています。

  • ※ FTSE Russell(FTSE International LimitedとFrank Russell Companyの登録商標)はここにシチズン時計株式会社が第三者調査の結果、FTSE Blossom Japan Sector Relative Index組み入れの要件を満たし、本インデックスの構成銘柄となったことを証します。FTSE Blossom Japan Sector Relative Indexはサステナブル投資のファンドや他の金融商品の作成・評価に広く利用されます。

FTSE Blossom Japan Index

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2019年 12月より、FTSE Blossom Japan Indexの構成銘柄に選定されています。FTSE Blossom Japan Indexとは、グローバルなインデックスプロバイダーであるFTSE Russell社が作成し、環境、社会、ガバナンス(ESG)について優れた対応を行っている日本企業のパフォーマンスを測定するために設計された株価指数で、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がESG投資のために選定した指数のひとつです。

MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数

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MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数は、米国のモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)社により作成された親指数(MSCI 日本株 IMI指数)構成銘柄の中で、各業種からESG格付けの相対的に高い企業が選定されています。

本指数は、世界最大規模の年金運用機関であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がESG投資のために採用している指数のひとつであり、シチズン時計は2023年12月より構成銘柄に選定されています。

  • ※ シチズン時計株式会社のMSCI指数への組み入れ、およびMSCIのロゴ、商標、サービスマークまたは指数名の使用は、MSCIまたはその関連会社によるシチズン時計株式会社への後援、保証、販売促進には該当しません。MSCI指数はMSCIの独占的財産であり、MSCI指数の名称およびロゴはMSCIまたはその関係会社の商標もしくはサービスマークです。

MSCI日本株女性活躍指数(WIN)

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MSCI日本株女性活躍指数(WIN)とは、MSCIによる性別多様性に優れた企業を対象に構築される株価指数です。GPIFがESG投資のために選定した指数であり、シチズン時計は2017年6月よりWINの構成銘柄に選定されています。

  • ※ シチズン時計株式会社のMSCI指数への組み入れ、およびMSCIのロゴ、商標、サービスマークまたは指数名の使用は、MSCIまたはその関連会社によるシチズン時計株式会社への後援、保証、販売促進には該当しません。MSCI指数はMSCIの独占的財産であり、MSCI指数の名称およびロゴはMSCIまたはその関係会社の商標もしくはサービスマークです。

S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数

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S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数の構成銘柄に選定されています。S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数とは、世界最大級の独立系指数会社であるS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが、日本市場の動向を示す代表的な株価指数であるTOPIXをユニバースとして、環境情報の開示状況、炭素効率性(売上高当たり炭素排出量)の水準に着目して、構成銘柄のウエイトを決定する指数であり、GPIFがESG投資のために選定した指数のひとつです。

Morningstar ジェンダーダイバーシティ指数(GenDi)

Morningstar Japan ex-REIT Gender Diversity Tilt Index(GenDi)は、ジェンダーの多様性を重視する投資指標であり、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がESG投資のために選定した指数のひとつです。ジェンダー平等に関する企業の取り組みを評価する指数は5段階のグループに分類されており、シチズン時計は2023年3月にGroup 2に選定されました。

SOMPOサステナビリティ・インデックス

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2017年より、SOMPOサステナビリティ・インデックスの構成銘柄に選定されています。SOMPOサステナビリティ・インデックスとは、SOMPOアセットマネジメント(旧:損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント)独自の、ESG評価と株式価値評価を組み合わせて作成された株価指数(旧名称:SNAMサステナビリティ・インデックス)です。

サステナビリティに関する社外からの評価・表彰

CDP2024気候変動の分野で最高評価Aリストを獲得

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シチズン時計株式会社は、国際的な環境非営利団体であるCDP(本部:英国ロンドン)から、気候変動部門で最高評価の「CDP2024気候変動A リスト企業」に初めて選定されました。これは、当社の気候変動への取り組みが特に優れていると評価された結果です。

CDPサプライヤー・エンゲージメント評価

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CDPのサプライヤー・エンゲージメント評価において、最高評価である「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に2022年度に引き続き、2023年度も選定されています。

健康経営銘柄2025

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シチズン時計株式会社は、2025年3月、経済産業省と東京証券取引所が共同で、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組む上場企業を選定する「健康経営銘柄2025」に初めて選定されました。
「健康経営優良法人認定制度」とは、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している企業や法人を顕彰する制度です。

健康経営優良法人 ホワイト500

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シチズン時計株式会社は、2025年3月、経済産業省と日本健康会議が選定する「健康経営優良法人2025」(大規模法人部門 ホワイト500)に2年連続で認定されました。
「健康経営優良法人認定制度」は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している企業や法人を顕彰する制度です。ホワイト500は顕彰を受けた企業のうち、大規模法人部門の上位500社に与えられる称号です。

プラチナくるみん認定

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シチズン時計の製造子会社であるシチズン時計マニュファクチャリング株式会社は、2018年の初認定から更に進んで、2024年9月に仕事と子育ての両立支援に高い水準で取り組む企業として、厚生労働大臣より「プラチナくるみん」の認定を受けました。

「プラチナくるみん」とは、次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員の子育てをサポートしている企業として「くるみん」認定を受けた中から、育児と仕事の両立を支援する制度の導入や利用が進むなど、より高い水準の取り組みを行っている企業に対して与えられる認定です。

えるぼし認定

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シチズン時計グループのシチズンファインデバイス株式会社は、女性の活躍を推進している企業として、「えるぼし認定」の最高位である3つ星認定を2023年にグループ企業で初めて取得しました。

「えるぼし認定」は、女性活躍推進法に基づき、一般事業主行動計画の策定・届出を行った企業のうち、女性の活躍に関する取り組みの実施状況が優良な企業について、厚生労働大臣の認定を受けることができる制度です。

Mizuho Eco Finance(みずほエコファイナンス)

脱炭素社会への移行に向けたシチズン時計の取り組みが高く評価され、2021年10月に、脱炭素社会への移行に向けた企業の取り組みを促進することを目的に、みずほ銀行が提供する環境評価融資商品「Mizuho Eco Finance」のコミットメントライン契約締結に至りました。

TSUNAG-優良緑地確保計画認定制度

シチズン時計株式会社の東京事業所にある「CITIZENの森」が、国土交通省が創設した「優良緑地確保計画認定制度(TSUNAG)」の第1号に認定されました。

シチズン時計株式会社創立100周年記念事業の一環として、東京事業所内の老朽化した工場建物を撤去し、緑地「CITIZENの森」を2019年に創出しました。従業員のウェルネス向上の視点に立ち、屋内の建物のみでなく屋外のランドスケープも働く場として位置付けています。立地場所と土地文脈を考慮し、武蔵野台地の雑木を組み合わせた、四季を彩る植栽計画としています。緑地は従業員のワークプレイスとしてのみならず、多様な生物の住処、地域交流の場としての役割も果たしています。長期・中期・短期計画に基づく段階的な樹木管理とCO₂吸収など樹木による環境効果の計測、生物のモニタリング、従業員を対象とした環境教育などを継続的に行い、「CITIZENの森」は成長しつづけています。住宅に囲まれた都市環境において、複数の機能を発揮する豊かな企業緑地として評価いただきました。

優良緑地確保計画認定制度「TSUNAG認定」とは

国土交通省が「まちづくりGX」の一環として、2024年11月に施行された改正都市緑地法に基づき、企業等による良質な緑地確保の取組を、気候変動対策・生物多様性の確保・ウェルビーイングの向上といった観点から、国土交通大臣が評価・認定する仕組みで、今回が初の認定となります。 今後も「CITIZENの森」を通し、従業員の健康や地域の環境や社会に貢献できるよう、緑地の維持管理および利活用の試行を行ってまいります。

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「緑の認定制度」SEGES

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2023年4月、シチズン時計株式会社は、公益財団法人 都市緑化機構が運営する「緑の認定」SEGES(シージェス:社会・環境貢献緑地評価システム)において、「Excellent Stage1」(5段階の内、認定レベル2)を取得いたしました。従業員のウェルネス向上、地域の環境改善の視点に立った緑地の計画設計、整備が高く評価されました。

SEGESとは

SEGESは、企業等の敷地、用地における緑地の保全、創出、活用等の取組み及び活動について審査し、ヒートアイランド現象の緩和、景観の向上、生物多様性保全等の環境貢献活動はもとより、環境学習の推進、公開による緑とのふれあい、レクリエーション空間の提供等の社会貢献活動の取組み状況を総合的に評価し、格付区分する制度です。本評価制度は、「低炭素まちづくり実践ハンドブック」「生物多様性に配慮した緑の基本計画策定の手引き」(以上、国土交通省)に記載されているだけではなく、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」の主要な目標「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」の推進に向けた「30by30アライアンス」コアメンバーとして参画しています。

2021年度グッドデザイン賞

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「屋内でも屋外でも働ける」をコンセプトに、敷地全体で生産性向上と健康を高める場づくりを目指した「CITIZEN 森の事業所」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2021年度グッドデザイン賞を受賞しました。

環境省「エコ・ファースト制度」

シチズン時計「エコ・ファースト企業」認定

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シチズン時計は、2023年4月、環境省が企業の環境活動を推進する「エコ・ファースト制度」において「エコ・ファースト企業」認定を受けました。「エコ・ファースト制度」は、企業が環境保全に関する取り組みを約束し、それを環境大臣が認定する制度で、2023年4月の時点で66社が認定を受けています。

シチズングループの「エコ・ファーストの約束」(概要)

  1. 2050年度までに工場・オフィスからのCO₂排出量を実質ゼロ
  2. 省エネルギー、長期使用性、環境保全性などに配慮した環境配慮型製品の拡大を推進
  3. 全事業所で、地域社会における環境保全活動・生物多様性保全活動を推進

認定式の様子

「信州SDGsアワード2023」受賞

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シチズンマシナリー株式会社は、長野県主催でSDGsの達成に寄与する県内の優れた取り組みを表彰する「信州SDGsアワード2023」を受賞しました。

信州SDGsアワードとは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた多様なステークホルダーによる取り組みを推進し、長野県内でSDGs施策の実践が継続的に行われるとともに、SDGsの取り組みを更に普及・拡大させていくため、その達成に資する優れた取り組みを行っている企業や自治体、団体に贈られる賞です。