ダイバーシティ&インクルージョン

シチズングループは従業員一人ひとりを尊重し、多様性を認め、活かせる環境をつくることが経営の責務と考えています。

ワークライフバランスの推進

シチズングループは、仕事と生活を両立させながら働きやすい環境づくりに取り組んでいます。また、労働基準法等各国の法令遵守の観点や従業員の健康管理面からも、過剰な残業や業務の集中による長時間労働を避ける環境整備を実践しています。

採用活動

シチズングループ各社は、中長期的視野に立った新卒採用や、即戦力としてのキャリア採用を実施しています。シチズン時計管理職における中途採用者の割合は約2割を占め、今後も中途採用を継続して事業展開のスピードを上げ、管理職における中途採用者比率を維持することを目標としています。2021年度は、グループ内でテレワークの導入が進むとともに、シチズン時計では在宅業務前提の「フルリモート制度」がスタートしました。適用範囲はまだ限定的ではありますが、広く優秀な人財を確保し、配偶者の転勤等があっても継続して勤務可能とする制度です。

また本人の意欲や能力などにより、契約社員を正社員へ登用する制度も導入しています。これら従業員の雇用にあたっては、一人ひとりの能力・適性・意欲を重視し、機会の均等と多様性の確保に努めています。

開かれた採用への仕組み

就職活動時期の学業への影響を最小限にとどめるため、シチズングループ各社は複数の大学に出向く企業説明会を実施しています。また2021年度はインターンシップも全てオンラインで実施し、Web媒体での会社紹介セミナー動画の公開やオンライン面接の実施、海外留学中の日本人留学生も選考対象とするなど、学生が居住エリアや学業の都合によって不利にならないよう、より多くの学生に向けて開かれた採用機会の提供に努めています。

多様性の確保に向けた取り組み

シチズン時計では、20代後半から30代前半の若手中堅のうちから海外駐在し、多様性を肌で感じながら経験を積んだ人財を本社部門長や海外拠点責任者へ登用し、組織全体の多様性の確保につなげています。女性の駐在員も継続的に配置し、中途入社者も入社後まもなく駐在員や海外拠点責任者として活躍するなど、性別や国籍、新卒・中途採用に関係のない配置、機会の付与を実践しています。

女性活躍の推進

シチズングループは、女性が活躍し続けられる雇用環境整備のため、キャリア研修の充実や、ワークライフバランスを意識した勤務形態の導入など、さまざまな行動計画を策定し、実践しています。なお、経団連が2020年11月に掲げた「2030年30%チャレンジ」に賛同しており、シチズン時計では、管理職に占める女性比率を2025年度までに10%以上という目標を設定し、2016年にはシチズンウォッチオーストラリアでのグループ初の⼥性拠点⻑が誕⽣、2022年4月にはグループ初の女性人事部長が就任しています。

シチズン時計における女性活躍の取組み

女性活躍に向けた意識改革

シチズン時計では、ダイバーシティを推進する積極的な環境づくりを社⻑⾃らが宣⾔しています。そしてダイバーシティ推進の検討チームを⽴上げ、社員の声をヒアリングして現状把握に努めるとともに、 多様な社員一人ひとりが⼀層活躍するのに必要な施策を検討してきました。具体的には、外部講師を招いて管理者の意識変⾰をうながすダイバーシティ講演会や、育児期にある男性・女性社員とその上⻑を対象とした育児期社員研修を開催し、制約を抱えながらも能⼒を発揮して活躍し続けるために、家族や同僚、上⻑との関わり方等についてワークやディスカッションをe-ラーニング通じて学んでいます。

女性従業員の能力開発・キャリア支援の取り組み

2018年度は、育児期に利⽤可能な制度周知のためのランチ会を実施し、ライフステージの変化に対して早期に⾒通しを立てて柔軟な⽣活設計を組むことの重要性を伝えるなど、安定したキャリア形成を後押しする施策を展開しました。2019年度も同ランチ会を開催して⽀援制度の周知や部署や年代を超えた相互理解の推進を図りました。2021年度にはキャリア支援セミナーやジョブリターンといった施策を展開するなど、今後も社員の声を⼤切にして、さまざまな取り組みを展開していきます。

女性の働きやすさと活躍を後押し

シチズン時計では近年の産休取得・復帰率は100%であり、育児に関わる就業時間の短縮や時差勤務の適用期間 は小学校修了まで適用可能、介護休暇も就業時間の2時間短縮まで認めています。年次有給休暇の1時間単位の取得、積み立てた有給休暇(プール休暇)の用途についても、子育て支援を目的として利用する場合の適用範囲を子どもの中学校修了まで延長、家族の介護、自己啓発やボランティア参加目的でも使用を認めるなど柔軟な働き方を促進し、結婚、出産、介護といったライフイベントを経ても継続して働き続け、活躍いただけるよう運用を促進しています。2021年度は配偶者の転勤等による退職者に対し再雇⽤の機会を提供するジョブ・リターン登録制度を利用した復職者も1名おりました。本来の意味である⼥性従業員が今以上に「活躍」できる会社にするため、⼥性管理職の計画的な育成・登用を進めています。シチズンウォッチオーストラリアでのシチズン初の⼥性拠点⻑の誕⽣からアジア拠点長の歴任に貢献するなど、着実に成果に繋げています。

障がい者雇用

シチズングループでは、「ともに働く」を基本⽅針として、障がい者雇⽤に積極的に取り組んでいます。一例として、シチズン時計では2018年度より特別支援学校からの実習生を毎年継続して受入れ、実習生の就業体験の場を提供するとともに、採用及び入社後の安定した就業に繋げ、採用実績は3名となっています。

また、40年以上にわたり、社会福祉法⼈村⼭苑(東京都東村山市)において、腕時計部品やアフターサービス部品の計数、包装、時計の解体等の業務委託を通じた就業⽀援を⾏っています。今後もさらに雇⽤拡⼤や職域拡⼤に努めていきます。

働きやすい環境づくり

くるみん認定マークの取得

「くるみん認定」とは、次世代育成支援対策推進法に基づき策定した一般事業主行動計画について、目標を達成し一定の基準を満たした企業を「子育てサポート企業」として厚生労働大臣が認定する制度です。

シチズン時計マニュファクチャリングは、社員の仕事と子育ての両立支援に取り組んでいる企業として、2018年12月11日付で、厚生労働省が認定する「くるみん認定」を受けました。

子育て世代をはじめ社員全員が長期的なキャリア形成が図れるような法定を上回る支援制度の導入や利用促進への啓蒙活動、またワークライフバランスの観点に基づく多様な働きやすい職場環境づくりの取り組みが評価されました。

くるみん認定ロゴ

労働組合との関係

シチズングループ各社では、従業員を代表する労働組合と会社の双方が、経営施策や労働条件について定期的に交渉・協議しており、互いの考え方を尊重した意見交換を経て労働組合が会社経営層に対して対話する機会を設けるなど、安定した労使関係を構築しています。海外のグループ会社では各国の法令などに基づき、グループ各社が労働組合や従業員代表者と話し合いを行っています。今後もグループ各社の一層の企業価値向上と従業員の満足度向上を図っていくため、グループ運営体制や従業員が働きやすい環境づくりなどをテーマに協議を進めていきます。

ハラスメント防止の取り組み

シチズングループでは、社会的な問題となっているセクシャルハラスメントやパワーハラスメントの 防⽌に関する規程を策定し、顧問弁護⼠や外部コンサルタントによる「ハラスメント防⽌セミ ナー」の開催などの啓発活動を行っています。また、 妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメント防⽌に関して、「ハラスメント の防⽌に関する規程」として整備したほか、ハラスメント全般の相談を受け付ける「シチズングループコンプライアンスホットライン」を設置・運⽤しています。さらにシチズン時計では、職場でのハラスメントに関する相談窓⼝も設置し、ハラスメントに関する相談を幅広く受け付けています。

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