シチズングループは、「市民に愛され市民に貢献する」という企業理念のもと、100年以上にわたり事業活動を展開し、時計づくりで培った小型化、精密加工、低消費電力、自動化という技術力を応用し、社会環境の変化に適応しながら工作機械事業やデバイス事業も保有するグループへと成長してきました。
シチズングループは2019年から「サステナブル経営」を掲げ、事業を通じた社会課題の解決に取り組んでいます。私たちの「サステナブル経営」とは、優れた製品・サービスを提供するだけでなく、バリューチェーン全体で人権や地球環境などの社会課題に配慮し、ステークホルダーからの信頼を得ながら事業を拡大し、持続的な企業価値の向上を目指すものです。
「シチズングループビジョン2030」で掲げた「豊かな未来をつなぐ」の実現に向け、5つのマテリアリティを特定しています。「気候変動への対応と循環型社会への貢献」「質の高い生活への貢献」「産業分野におけるソリューションの提供」「働きがいの向上と人財の育成」「社会的責任の遂行」について、グループ全体で目標管理を行っています。
また、地政学リスクや自然災害リスクに対する備えも重要な課題と捉えています。これらのリスクを適切に管理し、事業の継続性を確保するための対策を講じることで、社員や地域社会の安全を守り、持続可能な経営基盤を強化していきます。
精密加工を中心とした基盤技術は、省エネルギー、信頼性、安全性といった社会的価値を生み出し、世界の時計産業そして製造業を支えています。更に、事業ポートフォリオの安定性を高めるとともに、特定市場や単一技術への依存を抑えることで、外部環境変化への耐性をもたらしています。そうした強みを今後も事業横断で活用していくことで、中長期的な企業価値の向上につなげていきます。
皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。