国土交通省「優良緑地確保計画認定制度(TSUNAG)」
「CITIZENの森」が第1号に認定
シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市、社長:佐藤 敏彦、以下 シチズン)の東京事業所にある「CITIZENの森」が、国土交通省が創設した「優良緑地確保計画認定制度(TSUNAG)」の第1号に認定されました。



シチズン時計株式会社創立100周年記念事業の一環として、東京事業所内の老朽化した工場建物を撤去し、緑地「CITIZENの森」を2019年に創出しました。従業員のウェルネス向上の視点に立ち、屋内の建物のみでなく屋外のランドスケープも働く場として位置付けています。立地場所と土地文脈を考慮し、武蔵野台地の雑木を組み合わせた、四季を彩る植栽計画としています。緑地は従業員のワークプレイスとしてのみならず、多様な生物の住処、地域交流の場としての役割も果たしています。長期・中期・短期計画に基づく段階的な樹木管理とCO2吸収など樹木による環境効果の計測、生物のモニタリング、従業員を対象とした環境教育などを継続的に行い、「CITIZENの森」は成長しつづけています。住宅に囲まれた都市環境において、複数の機能を発揮する豊かな企業緑地として評価いただきました。
■優良緑地確保計画認定制度「TSUNAG認定」とは
国土交通省が「まちづくりGX」の一環として、2024年11月に施行された改正都市緑地法に基づき、企業等による良質な緑地確保の取組を、気候変動対策・生物多様性の確保・ウェルビーイングの向上といった観点から、国土交通大臣が評価・認定する仕組みで、今回が初の認定となります。
今後も「CITIZENの森」を通し、従業員の健康や地域の環境や社会に貢献できるよう、緑地の維持管理および利活用の試行を行ってまいります。