環境マネジメント

シチズングループは、グループを横断した環境管理体制を構築して、「グループ全体での最適化」をめざし、効率良く着実な成果を出せるように環境経営を進めています。

環境管理体制

シチズングループは、効率的に環境経営を推進するため、グループ環境管理体制を構築しています。2020年度より、シチズン時計社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」の下に「グループ環境委員会」を設置し、グループの環境問題全般についてリスクと機会、対策等を検討しています。また、国内において環境マネジメントシステムに対する、ISO14001グループ統一認証を取得し、継続してグループ全体での活動の最適化、環境ガバナンスを強化しています。
2020年度は、ISO14001認証の更新年度でしたが、審査においては、環境マネジメントシステムの着実な改善が評価され、全事業所で認証を継続することができました。

シチズングループ環境委員会 体制図

シチズングループ環境管理体制

環境マネジメントシステムの適用範囲は、下記の適用組織、並びに適用製品、活動及びサービスとする。

  1. 適用組織
    次の対象会社、及びその対象となる工場又は事業所に適用する。
    シチズン時計株式会社(東京事業所、所沢事業所)
    シチズンマシナリー株式会社(軽井沢本社、所沢事業所、北上事業所、佐久事業所)
    シチズン電子株式会社
    シチズンファインデバイス株式会社(本社・河口湖事業所、御代田事業所、北御牧事業所、株式会社フジミ)
    シチズン・システムズ株式会社(本社、富士吉田工場)
    シチズン時計マニュファクチャリング株式会社(所沢本社工場、埼玉田無工場、
    埼玉狭山工場、埼玉吉見工場、東北北上工場、東北北上南工場、東北相馬工場、
    東北西和賀工場、飯田殿岡工場、飯田松尾工場、ミヨタ佐久工場、河口湖富士工場、
    河口湖CFD工場、鹿児島工場、夕張工場、妙高工場、秋田工場)
    シチズンマイクロ株式会社(本社、秩父工場)
    シチズンTIC株式会社
    シチズン千葉精密株式会社(本社、第二工場)
    シチズン電子タイメル株式会社(本社、第一製造部、第三製造部、境川工場)
    シチズン物流サービス株式会社
  2. 適用製品、活動及びサービス
    次の対象製品、並びにそれらに伴う活動及びサービス(研究、開発、設計、調達、製造、販売など)に適用する。
    ① 時計
    ② 工作機械
    ③ 小型精密部品
    ④ デバイス/電子機器/その他製品

シチズングループのISO14001認証取得状況

シチズングループでは、国内海外の生産拠点でのISO14001環境マネジメントシステムの認証取得を推進しています。国内では販売会社等を除く12社すべてで、海外では14生産拠点のうち12拠点で認証取得しています。認証取得状況(取得会社・事業所、取得年月)は下記のデータ一覧をご覧ください。

環境リスクマネジメント

シチズングループでは、シチズン時計社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」の下部委員会である「グループ環境委員会」において、環境法規制の順守、温室効果ガス排出量削減、製品含有化学物質の管理、廃棄物・リサイクルガバナンス、土壌・地下水汚染対策などを環境リスクマネジメントの対象としています。年2回グループ環境委員会を開催するほか、廃棄物・リサイクルガバナンスや土壌汚染の状況や対応方法については、グループ各社と詳細に情報交換しています。また、グループ内部環境監査で潜在的な環境リスクを洗い出し、環境事故の未然防止とグループ内での情報共有化を進めています。
2020年度は、環境に関わる重大な法令違反、罰金・科料はありませんでした。

事例紹介 シチズングループ

「廃棄物・リサイクルガバナンス」の展開

シチズングループは、「社内外の関係者を含めた体制構築」「廃棄物・リサイクルの委託に潜むリスクの低減」「自社の取り組み状況の情報発信・情報共有」などをポイントに、廃棄物・リサイクルガバナンスの強化に取り組んでいます。廃棄物等は、様々なルートを経由して処理・リサイクルされており、万一これらの一部が不適正処理・不法投棄された場合、自社の不適切な委託によっては、企業は廃棄物処理法違反に問われ、懲役や罰金や社名が公表されます。2020年度は、各サイトにおいて内部監査を行い、実施状況の確認を行いました。

現場審査

シチズングループ各社では、年1回のISO審査機関による外部審査と年1~2回の工場毎の内部監査員による内部監査に加え、シチズングループ各社の監査員が他の工場を監査するグループ内部監査を年1回実施しています。普段目にすることの少ない他の工場を新鮮な目で監査するとともに、他社の良い取り組みを自社に持ち帰って取り入れることができるなど、大きな成果を上げています。2020年度はコロナ禍のためグループ内部監査は中止となりましたが、各サイトにて内部監査を実施し、環境マネジメントシステムを継続的に改善しました。

環境教育と啓発活動

環境経営を推進するためには、グループの従業員全員が環境活動の重要性を認識することが不可欠です。全従業員を対象とした教育としては、環境eラーニングを毎年実施しています。

事例紹介 シチズングループ

意識啓発のために環境eラーニングを実施

シチズングループでは、全従業員を対象とした環境教育を実施しています。2020年度も啓発のため、「プラスチックと私たちのくらし」をテーマに、eラーニング形式の環境教育を実施しました。身近な環境問題であるプラスチックをテーマに、海洋プラスチック問題等を通じて地球環境保護の必要性について理解を深めました。