グループ全体のエネルギー・化学物質などの投入量、CO2や廃棄物などの排出量を的確に把握し、計画的な環境負荷低減活動に活かしています。
2019年度環境目標と実績
「シチズングループ環境目標2030」の達成に向けた2019年度の環境目標と活動実績、並びに2020年度の環境目標を下の表に示します。2019年度は全ての重点項目について目標を達成することができました。2020年度も目標達成に向けて継続して取り組みます。
シチズングループ2019年度環境目標と実績
重点課題 | 2019年度目標 | 2019年度実績 | 評価 | 2020年度目標 |
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地球温暖化 対策の推進 |
CO2排出量 事業所の省エネ活動の推進 |
CO2排出量 事業所の省エネ活動の推進 |
〇 | CO2排出量 TCFD提言への賛同 |
持続可能な 資源の利用 の推進 |
水使用量 2%削減* 省資源化、3R活動の推進 高効率設備の導入 |
水使用量 10.4%削減* 省資源化、3R活動の推進 高効率設備の導入 |
△ | 水使用量 5%削減* 省資源化、3R活動の推進 |
環境マネジメントシステム/環境リスクマネジメントの強化 | 環境事故件数 ゼロ継続 PRTR法化学物質取扱量 維持 ISO14001グループ統一認証 維持 |
環境事故件数 ゼロ PRTR法化学物質6.8%削減* ISO14001グループ統一認証 維持 |
〇 | 環境事故件数 ゼロ継続 PRTR法化学物質 1%削減* 有害化学物質の削減、代替化の推進 |
生物多様性 保全活動/ 地域環境 活動の推進 |
全事業所で自然保護活動・地域環境活動の実施 | 全事業所で自然保護活動・ 地域環境活動の実施 |
〇 | 全事業所で自然保護活動・ 地域環境活動の実施 |
環境配慮型製品の提供/製品含有化学物質管理の強化 | 環境配慮型製品の創出実施 製品含有化学物質規制順守 |
環境配慮型製品の創出実施 製品含有化学物質規制順守 |
〇 | 環境配慮型製品の創出実施 製品含有化学物質規制順守 製品アセスメントの改善 |
事業活動
環境会計
シチズングループでは、環境保全にかかわる費用と効果を定量的に把握し、環境管理活動の効果を評価しています。
シチズン時計および主要生産拠点のグループ会社を含め、対象範囲の連結環境会計を集計しました。経済効果の算定基準は実質効果のみを算出しており、いわゆるリスク回避効果とみなし効果は算定しておりません。当該期間の投資総額は13,773百万円、研究開発費総額は7,553百万円でした。
なお、集計にあたり環境省環境会計ガイドライン(2005年版)を参考にしています。
集計期間:2019年4月1日~2020年3月31日
集計範囲
シチズン時計/シチズンマシナリー/シチズン電子/シチズンファインデバイス/シチズン・システムズ/シチズン時計マニュファクチャリング/シチズンTIC/シチズンプラザ/シチズン電子船引/シチズン電子タイメル/シチズンマイクロ/シチズン千葉精密/フジミの13社