2025年12月18日
シチズン時計株式会社

CDP2025気候変動の分野で最高評価Aリストを獲得

シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市、代表取締役社長:大治 良高)は、国際的な環境非営利団体CDP(本部:英国ロンドン)から、気候変動部門で最高評価の「CDP2025気候変動Aリスト企業」に2年連続で選ばれました。これは、当社の気候変動への取り組みが特に優れていると評価された結果です。

CDP2025 ロゴ

シチズングループは、“市民に愛され市民に貢献する”という企業理念のもと、100年以上にわたり真摯にものづくりに向き合ってきました。また、1998年12月に発行した「グループ環境方針」に基づき、持続可能な社会の実現を目指すグローバルな環境経営を推進しています。特に、「シチズングループ環境ビジョン2050」では、CO₂排出量を実質ゼロにする脱炭素化や持続可能な資源の利用にコミットしています。また、お取引先をはじめとしたバリューチェーン全体でサステナブルプロダクツ&ファクトリーの実現にも取り組んでいます。
2022年からスタートした中期経営計画2024では、「気候変動への対応と循環型社会への貢献」をマテリアリティ(重要課題)の一つに掲げ、「シチズングループ環境ビジョン2050」、「シチズングループ環境目標2030」に基づくロードマップを設定しました。CO₂排出量削減や有害化学物質の削減、水資源等資源の有効利用、環境事故の防止、生物多様性保全など多岐にわたる環境目標を定めました。

また、気候変動緩和のため、「気候変動イニシアチブ」に参加し、2020年にはTCFD提言にも賛同。2022年には、グループのCO₂排出量削減目標(スコープ1、スコープ2、スコープ3)を改定し、2023年にSBT認定を取得しました。さらに、2025年には事業活動で使用する電力の100%再生可能エネルギー利用を目指し、イニシアチブ「RE100」に加盟しています。気候変動による大規模災害発生時の対策も災害BCP(事業継続計画)に盛り込んでいます。なお、GHG排出量だけでなく、水の取り組みも外部検証機関による第三者検証を受けました。

今後も再生可能エネルギーの導入やお客様・お取引様との協力によりサプライチェーン全体のCO₂排出量を削減し、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

CDPは、2000年に英国で設立された、企業や自治体の環境情報開示のための世界的なシステムを運営する国際的な非営利団体です。世界では約24,800社がCDPを通じて情報開示しており(世界の時価総額の67%に相当する)、日本企業のプライム市場上場企業の70%以上、約2,200社も回答しています。

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