猛暑対策に、温度表示機能を追加した
屋外対応大型デジタル時計「LDW-20B1」を発売
シチズン時計株式会社の連結子会社であるシチズンTIC株式会社(本社:東京都小金井市 社長: 岡田 健)は、屋外対応大型デジタル時計「LDW-20B1」を発売します。
本製品は、薄型・軽量・高視認性を特長とするLEDデジタル時計「LDWシリーズ」に、新たに温度表示機能を追加したモデルです。時刻に加えて、気温情報を視覚的に伝えることで、屋外で活動する人々の熱中症予防や体調管理をサポートします。
屋外対応大型デジタル時計「LDW-20B1」
■受注開始 :
2025年6月10日
■本体標準価格(センサー含まず):
715,000円(税抜価格650,000円)

時刻と温度を交互に表示することが可能
近年は記録的な猛暑が続いており、2024年も全国的に猛暑日が増加しました。また、本年6月から労働安全衛生規則が改正され、事業者に職場の熱中症対策が罰則付きで義務化されるなど、気象環境の変化を背景に、熱中症や脱水症状予防への関心が高まり、温度表示機能のニーズも拡大しています。そこで、LDWシリーズの中で唯一屋外使用可能となる最大サイズの文字高200㎜モデルを改良し、温度表示機能を新たに搭載しました。
主な特長
◆時計と温度を交互に表示
時刻と温度の表示を自動で交互に表示。切り替える間隔は2秒〜12秒の6段階から設定可能で、時刻のみ・温度のみの固定表示にも対応しています。
◆屋外でも屋内でも見やすい大きなデジタル表示
文字高200mmの大型高輝度白色LEDを採用。直射日光下でも高い視認性を確保し、周囲の明るさに応じて輝度を自動調整。体育館などの屋内でも眩しさを抑えながら、はっきりと表示を確認できます。視力1.0の方が約80m先から視認可能です(当社実測)。
◆設置環境に応じて選べる温度センサー
気象庁検定済みのセンサーを採用。工場や体育館、校庭、駅前など、設置場所や必要とされる精度に応じて複数のグレードから選択できます。
◆衛星電波(GPS/QZSS※1)による正確な時刻補正
オプションのGPSアンテナを接続するだけで、衛星電波(GPS/QZSS)による正確な時刻補正が可能。従来必要だった親時計が不要となり、機器コストや工事費の削減につながります。
※1 QZSS(準天頂衛星システム)は、日本が運用する衛星測位システムで日本の上空を高い角度で通過する準天頂衛星を利用することで、都市部や山間部などのGPS信号が受信しにくい場所でも、より安定した時刻情報を提供します。
◆施工しやすいコンパクトな筐体
同クラス製品の中でもコンパクトなサイズ設計により、施工がしやすく、さまざまな施設への導入に適しています。
想定される導入事例
・屋内外での熱中症対策が求められる校庭や体育館など
・駅前や商業施設など、不特定多数が利用する公共空間(気象庁への届出が必要になる場合があります。)
販売目標
目標販売台数:100台(年間)
主な仕様
ケース | 鋼板(SECC-P) ウレタン塗装N-8 |
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寸法 | 980(W) × 370(H) × 110(D)mm |
質量 | 約 23kg |
消費電力 | 最大 20W |
使用温度範囲 | -10℃~50℃ |
表示素子 | 白色LED 文字高200mm |
停電補償時間 | 約7年間 (リチウムコイン電池による内部時計バックアップ、表示は消灯) |
入力電源 | AC100V±10%(50/60Hz) |
お問い合わせ
- 製品についてのお問合せ先
- シチズンTIC株式会社
℡:042-386-2296(直)