「シチズン社会貢献活動派遣制度」
2025年度1番目のプログラム「被災地の復興支援」を
宮城県石巻市で5月19日から21日まで実施
シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市、社長:大治 良高)は、「市民に愛され市民に貢献する」という企業理念のもと、2018年に制定した「シチズン社会貢献活動派遣制度」として2025年度もグループ全体で国内外3か所での社会貢献活動に取り組んでまいります。
2025年度の1番目のプログラムとして宮城県石巻市で「被災地の復興支援」を実施しました。

ラベンダーの植栽
宮城県石巻市でのプログラムに、グループ従業員14名が参加しました。
震災から14年が経過した今、復興状況の報道も減少し、震災の風化が問題視されています。活動先では、生活基盤である道路・公共設備等のインフラ整備の課題、地域産業の復興の遅れ、そして人口流出問題の他に、外からは見えづらい課題をたくさん抱えています。
そうした被災地域のニーズを把握するため、現地のNPO法人とともに、復興途中の被災地域の方々と向き合い、皆様の声に応える支援活動として、石巻市の「雄勝ローズファクトリーガーデン」にて、草刈りや石運び、オリーブの植栽などを行いました。加えて、被災地における防災についての講義も聴講し、地域の現状や課題への理解を深めました。
この活動は、東日本大震災の津波によって破壊された住居跡に花を植え、近隣の被災された方々が集い、語らい、心を通わせることができる“サロン”としての場をつくることを目的としています。コミュニティの再生、生きがいの創出、そして健康保持に寄与することを目指し、現地の皆さまとの交流を大切にしながら、これからも被災地域の再生に向けた支援を続けてまいります。
2025年度 シチズン社会貢献活動派遣先
1.被災地の復興支援 | 宮城県石巻市 | 2025年5月実施済 |
---|---|---|
2.過疎・高齢化地域のコミュニティサポート | 長野県飯島町 | 2025年10月予定 |
3.子ども支援プロジェクト | フィリピン | 2026年2月予定 |
シチズングループでは、これまでにも社員に様々な成長の機会を提供してきました。また人々に愛される製品やサービスを生み出していくには、社会や世界を知り、視野を広げ、学んだことを生かし、新たな価値観を取り入れて組織を活性化することが重要だと考えています。創業100周年を迎えた2018年度にシチズングループの新たな取り組みとして「シチズン社会貢献活動派遣制度」を開始し国内外の3か所でその地域における社会課題と向き合い、支援活動を行う社会貢献活動を実施しており、2025年度以降も毎年継続して実施いたします。
宮城県石巻市 被災地の復興支援
・活動日:
5月19日~5月21日
・活動場所:
宮城県石巻市
・参加人数:
14名
・内容:
宮城県石巻市雄勝町字味噌作24-3 雄勝ローズファクトリーガーデン
・協力:
特定非営利活動法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)
一般社団法人 雄勝花物語