子育てサポート企業として「プラチナくるみん」認定を取得
シチズン時計の製造子会社であるシチズン時計マニュファクチャリング株式会社(本社:埼玉県所沢市、社長:三輪 克弘)は、9月25日に、次世代育成支援対策推進法に基づき、仕事と子育ての両立支援に高い水準で取り組む企業として、厚生労働大臣より「プラチナくるみん」の認定を受け、本日(16日)、埼玉労働局から認定通知書が交付されました。
当社は、2018年に「くるみん」認定を受けておりましたが、男性従業員の育児休職取得促進等にも追加施策を行い、男性の育児休職の取得率が13%から39%に向上したことで、今回最上位の認定となりました。
女性従業員の育児休職取得は社内でも認知されており、職場の協力もあってこれまで広く浸透していましたが、当社は製造現場で働く従業員が多いため、男性従業員が育児休職を取得することに理解を得るのが難しい状況でした。そこで、男性従業員の育休取得率を向上させ、働きやすい職場づくりを推進するため、各工場や職場の管理職に対して制度の説明を行い浸透を図るとともに、対象となる従業員に対しては都度人事担当者より詳しい概要や個々の状況に適した育休の取得方法の提案など親身なサポートを行うことで取得率向上へとつながりました。
当社は今後も、仕事と子育ての両立・ワークライフバランスの実現に向けて、安心・安全で働きやすい職場環境を整備してまいります。
仕事と子育ての両立支援の主な取り組み
人事担当者が親身なサポートを行う
1. 育児休職
・育児休職の有給化(休職期間中の5日間を有給として取得可能)
・失効年次有給休暇の範囲内で休職期間中の有給化が可能
2. 短時間勤務
・小学校6学年修了まで1日最大2時間短縮可能(15分単位の分割可能)
3. 子の看護休暇
・中学校就学始期まで年間10日を限度として取得可能(1時間単位の分割可)
・失効年次有給休暇の範囲内で子の看護及び子育て支援のための休暇が中学校就学終了まで年間20日を限度として取得可能(内、10日分は1時間単位の分割可)
プラチナくるみんについて
「プラチナくるみん」とは、次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員の子育てをサポートしている企業として「くるみん」認定を受けた中から、育児と仕事の両立を支援する制度の導入や利用が進むなど、より高い水準の取り組みを行っている企業に対して与えられる認定です。
シチズン時計マニュファクチャリング株式会社について
シチズン時計の国内製造力の再強化を目指し、時計製造グループ5社(シチズン平和時計株式会社、シチズン東北株式会社、シチズンマイクロ株式会社、シチズン時計ミヨタ株式会社、シチズン時計河口湖株式会社)とシチズン時計の製造関連部門との統合により、2013年シチズン時計マニュファクチャリング株式会社が設立。確かな「モノづくり」を未来へつなぎ、彩りある時間(とき)を届けます。