「シチズンファインデバイス自然保護区域」が
環境省より「自然共生サイト」に認定
シチズンファインデバイス株式会社(本社:山梨県南都留郡富士河口湖町、社長:篠原 浩)の北御牧事業所(長野県東御市)にある自然保護区域が、環境省の定める生物多様性の保全区域「自然共生サイト」に認定されました。シチズングループでは、環境省が主導する「生物多様性のための30by30アライアンス」に2023年4月より参画しており、2024年3月には「シチズンマシナリー自然保護区域」も認定されており、続いての認定取得となります。
認定書授与式は10月22日(火)14時から、長野県長野市の長野第一合同庁舎にて行われます。
今回認定された「シチズンファインデバイス自然保護区域」では、絶滅危惧種であるオオルリシジミ※1の生息を保護するため所有地を提供し、保全区域の環境整備を行っています。また、2003年より北御牧の「オオルリシジミを守る会」に入会し、地域の保全団体や研究者と協働して事業所内に食草となるクララの移植や、密猟から守るパトロールを実施するなど、保護活動を継続していることが認められ認定に至りました。
- 環境省版:絶滅危惧Ⅰ類(絶滅の危機に瀕している種)、長野県版:絶滅危惧ⅠB 類(近い将来における野生での絶滅の危険性が高い種)
今後も当社は、「市民に愛され市民に貢献する」というシチズングループの企業理念のもと、企業の責任として持続可能な社会の実現に向けた各種取り組みを継続してまいります。
■ 自然共生サイトについて
自然共生サイトは、国際目標である「30by30」※2に貢献する日本の取り組みの1つで、「民間の取り組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定するものです。認定区域はOECM※3として国際データベースにも登録され、世界が目指すネイチャー・ポジティブに寄与します。
- 2022年12月の生物多様性条約第15回締結国会議(COP15)で採択された2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全する国際的な目標
- Other Effective area-based Conservation Measuresの略。民間等の取り組みにより保全が図られている地域や、保全を目的としない管理が結果として自然環境を守ることにも貢献している地域
■ 認定証授与式
日時:10月22日(火)14時~
場所:長野第一合同庁舎