2022年9月9日
シチズン時計株式会社

国内事業所の使用電力を実質100%再生可能エネルギー化

シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市、社長:佐藤敏彦)は、本社のある東京事業所ならびに所沢事業所における使用電力を実質的にCO2フリーの再生可能エネルギー由来の電気に切り替えました。これにより、シチズン時計株式会社の主要な国内事業所は全て使用電力を再生可能エネルギー化したことになります。
東京事業所ならびに所沢事業所の使用電力を全て実質的に再生可能エネルギー由来の電気に切り替えることにより、年間約13,000トンのCO2削減効果を見込んでいます。なお、今回導入する電力は、東京電力エナジーパートナー株式会社が調達する再生可能エネルギー指定の非化石証書が付与されたものとなります。

また、シチズングループでは、国内外の製造拠点で太陽光発電設備を順次導入しており、10月には時計事業における主力海外工場での導入も決定しました。
① GUANGZHOU MOST CROWN ELECTRONICS LTD. 広州務冠電子有限公司(中国、時計の組立工場):22年10月導入予定
② シチズンマシナリー㈱本社軽井沢・精密加工工場(工作機械):23年度導入予定

シチズングループでは、2022年4月にスタートした中期経営計画2024において、マテリアリティ(重要課題)の一つに「気候変動への対応と循環型社会への貢献」を掲げました。最も深刻なグローバル環境リスクの一つである気候変動の緩和対策として、シチズングループでは、温室効果ガスの排出量削減のため、工場、オフィスにおける省エネルギー活動や再生可能エネルギー由来電力の導入にグループ全体で取り組んでいます。気候変動緩和の表明として、「気候変動イニシアティブ」に参加し、2020年にはTCFD提言にも賛同しました。また、2022年には、グループのCO₂排出量削減目標(スコープ1、スコープ2)を改定するとともに、2024年度までのSBT認定取得を目指しています。

今回のシチズン時計国内事業所での実質100%再生可能エネルギー化、および国内外の製造拠点での太陽光発電設備の導入はこれらの取組みの一環であると共に、全世界的なカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みでもあります。

シチズングループは今後も引き続き、海外拠点を含めたグループ全体で再生可能エネルギーへの切り替えなど気候変動への対応を積極的に推進してまいります。

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