調査概要
はじめに
シチズン時計(本社:東京都西東京市、社長:戸倉敏夫)では、6月10日の「時の記念日」に先立ち、日常生活のさまざまなシーンでの『待ち時間』について、全国のビジネスパーソンを対象に調査しました。
今回は、5年前の2013年に当社が実施した同様の調査との比較に加え、新たな設問を追加し、待ち時間に関する意識を探りました。
時の記念日について
1920年(大正9年)に生活改善同盟会によって制定。“天智天皇が671年6月10日に漏刻(水時計)を設置し、初めて人々に時を知らせた”という『日本書紀』の記載が由来で、この日が「時の記念日」とされました。
調査概要
- 期間
 - 2018年4月6日~8日
 
- 方法
 - インターネットによる調査
(インターネット調査会社を通じてサンプリング・集計) 
- 対象
 - 20代・30代・40代・50代の全国のビジネスパーソン400人
 
サンプル内訳
		| 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 男性 | 50人 | 50人 | 50人 | 50人 | 200人 | 
| 女性 | 50人 | 50人 | 50人 | 50人 | 200人 | 
- ※
 - 文中・表内の百分率(パーセント)の数値は小数点第2位を四捨五入しています。
そのため、合計が100%にならない場合があります。 
調査結果の概要
Q1 どのくらい待たされるとイライラしますか?
			さまざまな場面・状況で、イライラを感じるまでの限界時間を聞いてみました。
公共施設などのイライラタイム
			- ①
 - 病院 約6割が“45分まで”が限界
 
- ②
 - 役所 “15分まで”に約6割がイライラも、若干の緩和傾向
 
- ③
 - 金融機関のATM “5分まで”に64.6%の人がイライラ
 
- ④
 - 通勤時の電車の遅れ ある程度は計算済み?それでも“10分まで”に
 
日常生活のイライラタイム
			- ①
 - エレベーター 約6割が“1分~1分超で”イライラ
 
- ②
 - 歩行者として信号を待つ 約6割が“1分~1分超”でイライラ
 
- ③
 - スーパー、コンビニのレジ待ち コンビニの方が早さが求めらるが、その差は縮まる
 
- ④
 - ファストフード店で商品が出てくるまで “3分まで”でイライラ
 
- ⑤
 - ランチタイムの飲食店での空席待ち 女性の方が待ち時間に寛容な傾向
 
- ⑥
 - ランチタイム時、注文した料理が運ばれるまで 約5割が“10分まで”にイライラ
 
- ⑦
 - 居酒屋で最初の1杯が出てくるまでの時間 5分以内に乾杯したい男性 女性は提供時間に寛容
 
- ⑧
 - 外出先でのトイレ待ち 「3分」「5分」が上位。
 
- ⑨
 - 電話口で待たされる時間 “30秒以内”の取次ぎが理想
 
IT時代のイライラタイム
			- ①
 - スマホでウェブコンテンツにつながるまでの時間 “10秒以内”が一般的な感覚
 
- ②
 - 携帯電話にメールを送信してから、返信があるまで メール返信は“1時間以内”に
 
- ③
 - 無料通話アプリに、返信があるまで メールより若干早い返信、求められる
 
- ④
 - 国内のネットショッピングで購入した商品が自宅に届くまで 利用者は意外とのんびり
 
全体を通して女性は待ち時間に寛容な傾向
		Q2 行列して順番を待つとき、待ち時間をどの程度覚悟しますか?
			待つのがあたりまえの状況で、どの程度待ち時間を覚悟しているかを聞いてみました。
- ①
 - 人気飲食店の入店待ち 女性の方が待ち時間を覚悟
 
- ②
 - 深夜タクシーの待ち時間 過半数が「15分」を覚悟、「30分」が限界
 
- ③
 - テーマパークの人気アトラクション待ち 女性の方が辛抱強い
 
- ④
 - 携帯ショップの順番待ち15分~30分待つのを覚悟
 
Q3 待ち時間をゼロにできるとしたら、どの時間をなくしたいですか?
			これまで挙げた全項目の中から、待ち時間をゼロにしたいものを3つ選んでもらいました。
◆ゼロにしたい待ち時間ベスト3は
「病院」、「人気アトラクション」、「トイレ待ち」
		「病院」、「人気アトラクション」、「トイレ待ち」
Q4 取引先に訪問して、面会までに待ち時間ができたとします。もしも以下の待ち時間ができたら、あなたは何をして過ごしますか?
			取引先に訪問して、面会までに待ち時間ができたら、何をするか?を聞いてみました。
◆待ち時間のスマホ本位時代!!
一方で、「本や雑誌を読む」というアナログな行為も根強い
		一方で、「本や雑誌を読む」というアナログな行為も根強い
