意識調査

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ビジネスパーソンの 「待ち時間」 意識

2018.05.31 ※調査内容は当時のものです。

調査概要

はじめに

シチズン時計(本社:東京都西東京市、社長:戸倉敏夫)では、6月10日の「時の記念日」に先立ち、日常生活のさまざまなシーンでの『待ち時間』について、全国のビジネスパーソンを対象に調査しました。

今回は、5年前の2013年に当社が実施した同様の調査との比較に加え、新たな設問を追加し、待ち時間に関する意識を探りました。

時の記念日について

1920年(大正9年)に生活改善同盟会によって制定。“天智天皇が671年6月10日に漏刻(水時計)を設置し、初めて人々に時を知らせた”という『日本書紀』の記載が由来で、この日が「時の記念日」とされました。

調査概要

期間
2018年4月6日~8日
方法
インターネットによる調査
(インターネット調査会社を通じてサンプリング・集計)
対象
20代・30代・40代・50代の全国のビジネスパーソン400人
サンプル内訳
 20代30代40代50代合計
男性50人50人50人50人200人
女性50人50人50人50人200人
文中・表内の百分率(パーセント)の数値は小数点第2位を四捨五入しています。
そのため、合計が100%にならない場合があります。

調査結果の概要

Q1 どのくらい待たされるとイライラしますか?

さまざまな場面・状況で、イライラを感じるまでの限界時間を聞いてみました。

公共施設などのイライラタイム
病院 約6割が“45分まで”が限界
役所 “15分まで”に約6割がイライラも、若干の緩和傾向
金融機関のATM “5分まで”に64.6%の人がイライラ
通勤時の電車の遅れ ある程度は計算済み?それでも“10分まで”に
日常生活のイライラタイム
エレベーター 約6割が“1分~1分超で”イライラ
歩行者として信号を待つ 約6割が“1分~1分超”でイライラ
スーパー、コンビニのレジ待ち コンビニの方が早さが求めらるが、その差は縮まる
ファストフード店で商品が出てくるまで “3分まで”でイライラ
ランチタイムの飲食店での空席待ち 女性の方が待ち時間に寛容な傾向
ランチタイム時、注文した料理が運ばれるまで 約5割が“10分まで”にイライラ
居酒屋で最初の1杯が出てくるまでの時間 5分以内に乾杯したい男性 女性は提供時間に寛容
外出先でのトイレ待ち 「3分」「5分」が上位。
電話口で待たされる時間 “30秒以内”の取次ぎが理想
IT時代のイライラタイム
スマホでウェブコンテンツにつながるまでの時間 “10秒以内”が一般的な感覚
携帯電話にメールを送信してから、返信があるまで メール返信は“1時間以内”に
無料通話アプリに、返信があるまで メールより若干早い返信、求められる
国内のネットショッピングで購入した商品が自宅に届くまで 利用者は意外とのんびり
全体を通して女性は待ち時間に寛容な傾向
Q2 行列して順番を待つとき、待ち時間をどの程度覚悟しますか?

待つのがあたりまえの状況で、どの程度待ち時間を覚悟しているかを聞いてみました。

人気飲食店の入店待ち 女性の方が待ち時間を覚悟
深夜タクシーの待ち時間 過半数が「15分」を覚悟、「30分」が限界
テーマパークの人気アトラクション待ち 女性の方が辛抱強い
携帯ショップの順番待ち15分~30分待つのを覚悟
Q3 待ち時間をゼロにできるとしたら、どの時間をなくしたいですか?

これまで挙げた全項目の中から、待ち時間をゼロにしたいものを3つ選んでもらいました。

◆ゼロにしたい待ち時間ベスト3は
「病院」、「人気アトラクション」、「トイレ待ち」
Q4 取引先に訪問して、面会までに待ち時間ができたとします。もしも以下の待ち時間ができたら、あなたは何をして過ごしますか?

取引先に訪問して、面会までに待ち時間ができたら、何をするか?を聞いてみました。

◆待ち時間のスマホ本位時代!!
一方で、「本や雑誌を読む」というアナログな行為も根強い