意識調査

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ビジネスパーソンの「待ち時間」意識調査

2003.05.28 ※調査内容は当時のものです。
Q

どのくらい待たされるとイライラしますか?

携帯・パソコンのイライラタイム

パソコンが立ち上がるまで
『1分』で7割がイライラ

(単位:%)
 全体男性女性20代30代40代~
30秒34.536.831.731.534.937.6
1分38.334.542.839.443.028.7
2分15.516.813.914.212.222.8
3分11.811.811.715.09.911.0

回答が多かったのは『1分』(38.3%)、『30秒』(34.5%)で、合わせると7割を超えます(72.8%)。OSや処理能力によって速度は違ってきますが、現行の製品で1分以内で起動するものは少ないのではないでしょうか。とすると、多くの人は、常にイライラを感じながらパソコンに接していることになります。

インターネットのコンテンツにつながるまで
『10秒』までで7割以上が限界

(単位:%)
 全体男性女性20代30代40代~
3秒17.020.912.222.814.014.9
5秒23.825.521.718.923.829.7
8秒7.55.010.67.17.67.9
10秒25.025.923.926.827.917.8
15秒13.311.815.012.611.017.8
30秒8.07.38.96.310.55.9
30秒以上5.53.67.85.55.25.9

こちらは起動時間よりさらに短く『10秒』までで73.3%がイライラしています。ブロードバンドの時代、10秒以内でつながるのが目安といえそうです。特に男性は77.3%と、女性68.4%に比べ性急といえそうです。

急用時、相手の携帯電話に伝言を入れてから、折返しの電話があるまで
『10分』で6割がイライラ。20代は意外にのんびり

(単位:%)
 全体男性女性20代30代40代~
1分7.88.66.77.16.410.9
5分22.521.423.915.726.224.8
10分29.026.831.729.126.732.7
20分10.39.511.113.49.37.9
30分17.016.417.823.615.710.9
60分4.34.53.93.12.97.9
60分以上9.312.75.07.912.85.0

最多は『10分』(29.0%)、次いで『5分』(22.5%)でした。これらに『1分』(7.8%)を合わせると約6割(59.3%)に達します。相手をイライラさせない折り返しの電話の限界は“10分以内”のようです。

年代別で見ますと、20代は『20分』(13.4%)、『30分』(23.6%)が他の年代に比して多く、意外にのんびりしているようです。

急用時、パソコンでメールを入れてから、返信メールが入るまで
『15分』で半数が限界。女性は気が短い

(単位:%)
 全体男性女性20代30代40代~
3分9.39.19.47.19.910.9
5分13.814.113.37.115.119.8
10分19.514.126.122.018.018.8
15分7.88.27.27.17.68.9
30分21.820.922.826.020.917.8
60分9.59.59.410.28.79.9
60分以上18.524.111.720.519.813.9

なかなかメールの返事が来ない、と感じる場面は少なからずあります。『15分』までで半数(50.4%)がイライラするようですが、男女の差は大きく、男性45.5%に対して女性は56.0%と、メールのやりとりに関しては、女性の方が気が短いといえます。