意識調査

“待たされる”といえば真っ先に思い浮ぶ場所かもしれません。その分待つことをある程度覚悟している訳ですが、結果は『30分』（47.3%）という人が最も多く、『15分』（7.3%）と合わせると54.6%と半数強が“30分”でイライラを感じています。

『30分』までの数字を男女比で見ますと、男性は60.0%、女性47.8%とかなりの差が見られ、女性の方が病院慣れしているようです。年代（20代・30代・40代以上）が上がるほど『1時間』の数字が高くなっている（15.0%＜25.0%＜28.7%）のは、長く待たされる所という感覚が高年代ほど意識付けられているのかもしれません。

『10分』（40.3%）が最も多く、『15分』（29.0%）、『5分』（13.8%）の順でした。“10分”経つと過半数（54.1%）が、“15分”経ってしまうと8割以上（83.1%）の人が不機嫌になっていることになります。

7割以上が『3分』（30.3%）ないし『5分』（42.8%）と回答しています。年代比では、『10分』が40代以上で3割近く（28.7%）おり、20代（15.0%）、30代（21.5%）に比べやや気長のようです。

通勤時の電車の遅れは、せっかくの早起きが台無しになります。『3分』（25.3%）と『5分』（31.3%）を合わせると半数以上（56.6%）が“5分”の遅れでイライラを感じています。『10分』になると8割強（84.1%）に達しますが、1993年の当社調査では、“10分でイライラ”が半数強（55.6%）でしたので、この10年間でせっかち度が大幅に進んだようです。

『15分』（19.8%）、『30分』（41.3%）を合わせると6割強（61.1%）が“30分”経つとイライラを感じるようです。『45分』になるとこの数字は73.9%に達します。