意識調査

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20年の変化で見る「夫婦の時間」調査

2025.11.21 ※調査内容は当時のものです。
相手の時間の使い方で“イライラする行為”
Q3

相手(配偶者)の時間の使い方で、長すぎてあなたがイライラするのはどんな行為ですか。該当するものをいくつでもお選びください。(複数回答可)

夫は待ち時間、妻はひとり時間に不満
──夫婦間の“イライラ”に明確な方向性の違い

→妻 →夫
2005年2020年2025年2005年2020年2025年
27.0%33.5%46.5%外出前の身支度7.5%10.0%19.0%
18.5%24.0%19.5%パソコン・スマホ・タブレット29.5%39.5%36.0%
11.0%23.5%19.0%睡眠時間10.5%18.0%16.5%
7.0%9.5%12.0%入浴8.5%7.5%10.0%
12.5%13.0%9.5%通話1.0%6.0%8.5%
2.5%6.5%9.5%食事・飲酒9.0%13.0%16.5%
4.0%11.5%7.5%トイレ15.5%26.0%28.0%
3.0%12.0%5.5%ゲーム13.0%30.5%24.5%
2005年は「パソコン」で調査

夫が妻に対して最も「長すぎてイライラする」と感じているのは「外出前の身支度」(46.5%)。2005年の27.0%から約2倍に増加しており、“待たされること”へのストレスが年々強まっていることが分かります。

一方、妻が夫に対して最も不満を抱いているのは「パソコン・スマホ・タブレット」(36.0%)の長時間利用。さらに「トイレ」(28.0%)や「ゲーム」(24.5%)も上位に挙がり、妻は夫が“ひとりで時間を費やす行動”に不満を感じやすい傾向が見られます。

このように、夫は“待ち時間のストレス”、妻は“距離が生まれる行動への不満”を抱えやすく、日常に潜む“時間感覚のズレ”が夫婦間の摩擦を生む要因となっている様子がうかがえます。