意識調査

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「令和に見直したい生活時間」調査

2019.05.27 ※調査内容は当時のものです。
Q1

5月1日から新元号による新たな時代がスタートしました。それにあたって、あなたが新たに見直したいと思う生活時間はどれですか?

「1.増やしたい時間」「2.減らしたい時間」「3.新たに始めたい時間」「4.やめたい(なくしたい)時間」の4つの項目について、選択肢からそれぞれ3つ以内でお答えください。

増やしたい生活時間
新時代に増やしたい生活時間トップ3は「睡眠」「運動」「家族との団らん」

まず“増やしたい”生活時間を聞いてみました。

最も多かったのは「睡眠」で6割超(63.3%)が回答。以下「運動」(32.0%)、「家族との団らん」(27.8%)、「新聞、雑誌、読書」(15.5%)、「何もしない時間」(15.0%)と、プライベートな生活時間が上位に並びました。新時代はゆとりを求めて、自分の時間や、家族と過ごす時間を充実させたいという人が多いようです。

年代差が出たのは「新聞・雑誌・読書」。20代(11.0%)、30代(8.0%)は1割前後に対し、40代(23.0%)、50代以上(20.0%)はともに2割を超えており、年齢が上がるほど活字に接する時間に対しての思い入れが強いことがわかります。

増やしたい生活時間全体男性女性20代30代40代50代
以上
1位:睡眠63.3%62.5%64.0%66.0%73.0%54.0%60.0%
2位:運動32.0%28.5%35.5%30.0%26.0%35.0%37.0%
3位:家族との団らん27.8%29.0%26.5%27.0%28.0%27.0%29.0%
4位:新聞・雑誌・読書15.5%13.0%18.0%11.0%8.0%23.0%20.0%
5位:何もしない時間15.0%14.5%15.5%13.0%19.0%14.0%14.0%
複数回答

減らしたい生活時間
減らしたい生活時間は「通勤」「勤務」。令和に働き方はもっと変わる?

「通勤」(35.8%)、「勤務」(35.3%)が1位、2位。さらに「会議」(15.8%)が4位と、トップ5の内3項目が仕事に関する時間となりました。平成の終わりから「働き方改革」が大きな課題となっていますが、令和時代には一層、それが進むとの期待が込められているのでしょうか?

また3位には「スマートフォンの操作」(26.8%)が入りました。平成時代の生活を大きく変え、今や生活必需品ともいえるスマホですが、さすがに依存しすぎという感覚があるのでしょうか?男性(20.0%)より女性(33.5%)が多いのが特徴です。

減らしたい時間全体男性女性20代30代40代50代以上
1位:通勤35.8%35.5%35.0%41.0%42.0%36.0%24.0%
2位:勤務35.3%35.5%35.0%34.0%34.0%41.0%32.0%
3位:スマホの操作26.8%20.0%33.5%34.0%27.0%24.0%22.0%
4位:会議15.8%22.5%9.0%13.0%20.0%10.0%20.0%
4位:テレビを観る15.8%15.5%16.0%14.0%18.0%19.0%12.0%
複数回答

新たに始めたい生活時間
新たに始めたいのは「自己啓発」「運動」

最も多いのは「自己啓発」で3割近く(27.8%)が回答。次いで多かったのは「運動」(22.0%)でした。この2項目は自分を鍛錬するという意味で共通していますが、日頃仕事などで充てることが難しい時間でもあります。男女別にみると、「自己啓発」と回答した男性21.0%に対して、女性は34.5%。「運動」と回答した男性18.5%に対して女性25.5%と、新しい時代を契機に新たに自分磨きをという、この傾向は男性より女性に強く表れています。

新たに始めたい全体男性女性20代30代40代50代以上
1位:自己啓発27.8%21.0%34.5%25.0%26.0%32.0%28.0%
2位:運動22.0%18.5%25.5%21.0%23.0%17.0%27.0%
3位:何もしない時間18.3%20.5%16.0%13.0%15.0%26.0%19.0%
4位:料理10.0%12.5%7.5%14.0%8.0%8.0%10.0%
5位:ボランティア9.8%9.0%10.5%6.0%11.0%11.0%11.0%
複数回答

やめたい(なくしたい)生活時間
やめたい(なくしたい)のは「何もしない時間」「会議」「ゲーム」

1位は「なにもしない時間」(20.3%)でした。“増やしたい時間”では5位、“始めたい時間”では3位と上位にきており、ゆとりある時間として有益と捉えるか、何もしないのは無駄と捉えるか、人によって解釈が分かれるようです。

2位「会議」(18.0%)、4位「勤務中の外回り」(9.5%)と仕事に関する項目が上位に入りました。「会議は、短く効率的に」という考えが浸透してきてはいますが、新時代は更なる施策が求められそうです。

やめたい時間全体男性女性20代30代40代50代
以上
1位:何もしない時間20.3%21.5%19.0%31.0%18.0%20.0%12.0%
2位:会議18.0%17.0%19.0%17.0%14.0%19.0%22.0%
3位:ゲーム13.8%10.0%17.5%7.0%13.0%15.0%20.0%
4位:勤務中の外回り9.5%8.5%10.5%10.0%9.0%11.0%8.0%
5位:介護8.8%9.5%8.0%8.0%9.0%8.0%10.0%
複数回答