意識調査

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20年の推移で見る子ども(小学生)の時間感覚

2001.05.30 ※調査内容は当時のものです。
Q

次の言葉からイメージする時間を教えてください

夜ふかし、朝寝坊の傾向がちょっと進む。減らしたい家での勉強時間

早起きの時間
(単位:%)
 2001年1981年
午前4時前8.614.8
午前5時36.634.4
午前6時41.443.2
午前7時8.36.6
午前8時2.40.9
無回答2.8
夜ふかしの時間
(単位:%)
 2001年1981年
午後8時0.3
午後9時1.43.8
午後10時13.819.6
午後11時38.335.0
午後12時以降44.541.3
無回答2.1
朝ねぼうの時間
(単位:%)
 2001年1981年
午前6時0.72.8
午前7時18.617.4
午前8時37.643.5
午前9時23.120.5
午前10時以降16.215.8
無回答3.8
ちょっと待たせたの“ちょっと”の時間
(単位:%)
 2001年1981年
5分61.462.1
10分28.633.1
20分5.23.2
30分1.71.3
1時間0.30.3
無回答2.8
今日勉強しすぎたの“しすぎた”の時間
(単位:%)
 2001年1981年
1時間13.812.3
2時間31.427.4
3時間26.930.3
4時間9.713.6
5時間16.216.7
無回答2.1

「早起き」「夜ふかし」といった言葉から、子どもたちがイメージする時間は? それぞれ最も多かった「時間・時刻」は以下のとおりです。

早起きの時間:午前6時(41.4%)
夜ふかしの時間:午後12時以降(44.5%)
朝ねぼうの時間:午前8時(37.6%)
ちょっと待たせたの“ちょっと”:5分(61.4%)
勉強しすぎたの“しすぎた”:2時間(31.4%)。

20年前との比較で見てみますと、<夜ふかしの時間>では、夜の『11時』と『12時以降』の割合は今回の方が高いのに対し、夜『8時』『9時』『10時』の割合は81年の方が高いことがわかります。夜ふかしを意識する時間が遅くなっており、この20年で、小学生はやや宵っ張りになったようです。

これと関連して、<朝ねぼうの時間>もやや遅くなっているようで、午前『9時』『10時以降』の割合は今回の方が若干高くなっています。

<勉強しすぎたの“しすぎた”>は、81年調査では『3時間』(30.3%)が最多でした。『4時間』『5時間』の割合も81年の方が高いことからすると、この20年で子どもたちの意識では、家での勉強時間の短縮化が進んでいるようです。Q3で見られるように、実時間も9分、希望時間も7分短縮しています。“ゆとり教育”の広まりか、学習塾での効率のよい勉強が背景にあるのでしょうか。