意識調査

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20年の推移で見る子ども(小学生)の時間感覚

2001.05.30 ※調査内容は当時のものです。
Q

下記項目について、一日(平日)にどの位の時間を使っていますか?また希望する時間は?

「睡眠」と「外で遊ぶ」時間が減り、「親と話しをする」時間が増える

(平均時間)
 実際の時間希望する時間
2001年1981年2001年1981年
睡眠時間8時間29分8時間48分9時間14分9時間23分
朝食時間26分21分25分25分
通学時間20分19分14分16分
お母さんと話しをする時間1時間16分53分1時間33分48分
お父さんと話しをする時間36分28分58分48分
家で勉強している時間56分1時間5分58分1時間5分
外で遊んでいる時間1時間47分2時間11分2時間35分3時間7分
テレビを見ている時間2時間19分2時間9分2時間37分2時間37分
音楽を聴く時間46分23分58分41分
読書の時間44分34分56分55分
ゲームやメールを楽しむ時間1時間14分1時間44分

子どもたちが平日の一日、さまざまな生活行動に使う“実際の時間”と“希望する時間”の平均は上記のような結果になりました。

この中で目立つのは『睡眠時間』と『外で遊んでいる時間』の実時間が、20年前と比べそれぞれ19分と24分減っていることです。当社が1980年と2000年に行った調査では、大人の睡眠時間もこの20年間に約1時間減っています(「ビジネスマンの週間時間簿調査」より)。大人ほどではないにせよ、子どもたちも睡眠にしわ寄せが及んでいるようです。

逆に『お母さんと話しをする時間』はこの20年間で実時間が23分増え、希望時間もさらに、13分増やしたいとしています。父親との会話時間も実時間、希望時間共に約10分増えており、母親中心に親とのコミュニケーションを重視していることがうかがえます。