調査概要
はじめに
シチズン時計(本社:東京都西東京市、社長:大治良高)では、6月10日の「時の記念日」を前に、全国のビジネスパーソン400名を対象に、“時間感覚”に関する意識調査を実施しました。
日常には、「未明」「午前様」「ちょっと一杯」など、具体的な時間や時刻を示しているようで、人によって捉え方・感じ方が異なる曖昧な“時間語”が数多く存在します。こうした言葉は、現代の人々にどのような時間感覚で捉えられているのでしょうか。
近年は働き方の多様化やインターネット・スマートフォンの普及により、時間の使い方やコミュニケーションスタイルが大きく変化しています。その中で、本来の意味とは異なる感覚で使われる言葉や、若い世代ではなじみが薄くなりつつある表現もあるようです。
本調査では、2026年の最新結果に加え、当社が2006年(20年前)に実施した同様の調査との比較を通じて、“時間語”の受け止め方がこの20年でどのように変化したのかを探りました。
時の記念日について
1920年(大正9年)に生活改善同盟会によって制定。“天智天皇が671年6月10日に漏刻(水時計)を設置し、初めて人々に時を知らせた”という『日本書紀』の記載が由来で、この日が「時の記念日」とされました。
調査概要
- 期間
- 2026年4月3日~4月6日
- 方法
- インターネットによる調査(インターネット調査会社を通じてサンプリング・集計)
- 対象
- 全国のビジネスパーソン(給与所得者)400名
| 20代 | 30代 | 40代 | 50代以上 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 男性 | 50人 | 50人 | 50人 | 50人 | 200人 |
| 女性 | 50人 | 50人 | 50人 | 50人 | 200人 |
| 合計 | 100人 | 100人 | 100人 | 100人 | 400人 |
- ※
- 文中・表内の百分率(パーセント)の数値は小数点第2位を四捨五入しています。そのため、合計が100%にならない場合があります。
調査結果の要約
時(とき)に関する言葉の感覚
- ①未明
- 0時54分~3時06分、“0時台”へ全体的に前倒し
- ②早朝
- 4時42分~6時42分、20年経ってもほぼ変化なし
- ③宵の口
- “18~20時”が最多、時間感覚は大きく分散
- ④真夜中
- 23時18分~2時00分、“23時台前半”へシフト
- ⑤夜更かし
- 23時54分以降、“0時以降”から日付変更前へ前倒し
- ⑥午前様
- 3時48分以降、“終電帰宅”から“始発時間帯”へ、20代は平均5時48分
- ⑦朝帰り
- 5時12分~7時36分、“始発~通勤時間帯前後”が現代感覚
- ⑧朝イチ
- 7時12分頃、20年前より約40分早まり、20代は“6時台”
ビジネスシーンの時間の長さ
- ①小一時間
- 約9割が「50分~1時間」、“ほぼ1時間”感覚は変わらず
- ②(残業で)ちょっと遅くなる
- 約1時間20分、20年前より約15分短縮
- ③(電話で)少々お待ちください
- 「30秒」が最多、許容できる待ち時間はやや拡大
- ④折り返し電話
- 「10分後」が最多も、30分~1時間待てる人が増加
- ⑤すぐ対応します
- “30分以内”が約8割、平均24分で“すぐ”にも余白が生まれる
- ⑥軽く打ち合わせ
- 平均19分、20年前より約4分短縮
- ⑦ちょっと一杯
- 平均79分、20年間変わらず“1時間超”文化
- ⑧近いうち食事
- 「1か月後」が約半数、「実際にはしない」も2割
生活シーンの時間の長さ
- ①動画広告の「長い」と感じる時間
- 「30秒」が境界線、20代・40代は「15秒」でも長い
- ②LINEの返信が「遅い」と感じる時間
- 「翌日まで」が最多、“当日中~翌日”が約6割
- ③(待ち合わせで)「ちょっと遅れる」
- 「10分」が最多、平均21分
