- Q1
下記の“時(とき)”に関する言葉について、「何時頃」を指すとお考えですか。あなたの感覚でお答えください。
- ※
- 表の数値は、回答項目(「何時から」「何時まで」「何時以降/頃」)それぞれの平均時間で、時間は24時間表記です。
- ①
未明
0時54分~3時06分、“0時台”へ全体的に前倒し
| 平均値 | 今回 | 2006年 | ||
|---|---|---|---|---|
| 何時から | 何時まで | 何時から | 何時まで | |
| 全体 | 0時54分 | 3時06分 | 1時24分 | 4時12分 |
| 男性 | 0時54分 | 3時06分 | 1時24分 | 4時24分 |
| 女性 | 0時48分 | 3時06分 | 1時24分 | 4時00分 |
| 20代 | 0時42分 | 2時54分 | 0時54分 | 3時42分 |
| 30代 | 0時36分 | 3時06分 | 1時00分 | 4時18分 |
| 40代 | 0時48分 | 3時18分 | 1時30分 | 4時30分 |
| 50代以上 | 1時24分 | 3時06分 | 1時54分 | 4時24分 |
広辞苑では「夜がまだすっきり明けきらない時」とされていますが、今回の調査では平均で0時54分頃~3時06分頃という結果でした。2006年(1時24分~4時12分)と比べると、開始は約30分、終了は約1時間早まり、現代では“日付変更直後に近い時間帯”として認識されていることが分かります。
年代別では、20代(0時42分)、30代(0時36分)、40代(0時48分)と、いずれも深夜1時前を起点と捉える傾向が強く、幅広い世代で前倒し傾向が見られました。一方、50代以上は「1時24分頃」からと相対的に遅く、“従来型の深夜イメージ”に近い認識が残っているようです。
- ②
早朝
4時42分~6時42分、20年経ってもほぼ変化なし
| 平均値 | 今回 | 2006年 | ||
|---|---|---|---|---|
| 何時から | 何時まで | 何時から | 何時まで | |
| 全体 | 4時42分 | 6時42分 | 4時36分 | 6時24分 |
| 男性 | 5時00分 | 6時54分 | 4時42分 | 6時30分 |
| 女性 | 4時24分 | 6時24分 | 4時36分 | 6時18分 |
| 20代 | 4時42分 | 6時24分 | 4時36分 | 6時24分 |
| 30代 | 4時36分 | 6時42分 | 4時36分 | 6時24分 |
| 40代 | 5時00分 | 6時42分 | 4時42分 | 6時30分 |
| 50代以上 | 4時42分 | 6時48分 | 4時42分 | 6時18分 |
広辞苑では「あさはやいうち」とされている「早朝」は、今回4時42分頃~6時42分頃という結果でした。2006年(4時36分~6時24分)と比べても大きな変化はなく、20年間ほぼ一定の共通認識が維持されています。
男女差を見ると、男性はやや遅め、女性はやや早めに捉える傾向があるものの、いずれも大きな差ではありません。今回の調査では、他の時間語で世代差や前後の変化が見られた一方で、「早朝」は最も安定した概念であることが分かります。
- ③
宵の口
“18~20時”が最多、時間感覚は大きく分散

広辞苑では「日が暮れて、まもない時」とされる「宵の口」ですが、今回の調査では「18~20時」(22.5%)が最多で、“夕方から夜へ移るころ”という認識がうかがえました。一方で、「15~17時」(21.3%)や「21~23時」(21.3%)も同程度で、「0~11時(深夜~朝)」とする回答も3割超にのぼり、時間感覚は大きく分散しました。
年代別では、20代は「15~17時」(26.0%)が比較的高く“夕方寄り”、40代は「18~20時」(27.0%)や「21~23時」(25.0%)が高く“夜寄り”の傾向が見られました。また、40代・50代では「0時~5時(深夜~早朝)」も2割超となり、世代によって解釈の幅が広がる結果となりました。全体として、回答は15時台から翌朝5時台まで広く分散しており、「宵の口」は今回の調査の中でも最も時間間隔の統一性が低い言葉でした。かつて一般的だった“夜の始まり”という意味合いは残りつつも、世代を問わず認識が揺らぎ、曖昧化が進んでいることが浮かび上がりました。
- ④
真夜中
23時18分~2時00分、“23時台前半”へシフト
| 平均値 | 今回 | 2006年 | ||
|---|---|---|---|---|
| 何時から | 何時まで | 何時から | 何時まで | |
| 全体 | 23時18分 | 2時00分 | 23時42分 | 2時18分 |
| 男性 | 23時18分 | 2時00分 | 23時36分 | 2時18分 |
| 女性 | 23時18分 | 2時00分 | 23時42分 | 2時18分 |
| 20代 | 23時12分 | 2時00分 | 23時42分 | 2時18分 |
| 30代 | 23時12分 | 1時54分 | 23時42分 | 2時24分 |
| 40代 | 23時24分 | 2時06分 | 23時36分 | 2時12分 |
| 50代以上 | 23時18分 | 2時06分 | 23時42分 | 2時12分 |
広辞苑では「真のよなか。深夜」とされる「真夜中」は、今回23時18分頃~2時00分頃という結果でした。2006年(23時42分~2時18分)と比べると、始まり・終わりともにやや早まりました。特に20代・30代では、始まりが「23時12分頃」と、“日付が変わる少し前から真夜中”と感じる傾向が強まっています。
- ⑤
夜更かし
23時54分以降、“0時以降”から日付変更前へ前倒し
| 平均値 | 今回 | 2006年 |
|---|---|---|
| 何時以降 | 何時以降 | |
| 全体 | 23時54分 | 0時12分 |
| 男性 | 0時00分 | 0時12分 |
| 女性 | 23時54分 | 0時12分 |
| 20代 | 0時18分 | 0時30分 |
| 30代 | 23時48分 | 0時24分 |
| 40代 | 23時54分 | 0時12分 |
| 50代以上 | 23時48分 | 23時48分 |
「夜更かし」と感じる基準は23時54分以降となりました。2006年(0時12分以降)と比べると、全体としてやや前倒しとなっています。
年代別では、20代が「0時18分」と最も遅く、年代が上がるほど“日付変更前”から夜更かしと感じる傾向が強く見られました。2006年調査では“0時以降”が夜更かしの中心でしたが、今回は平均値が日付変更前に入り、夜更かしの起点そのものが前倒ししています。生活リズムや就寝意識の変化により、“夜遅い”と感じる時間帯が全体的に早まっていると考えられます。
- ⑥
午前様
3時48分以降、“終電帰宅”から“始発時間帯”へ、20代は平均5時48分
| 平均値 | 今回 | 2006年 |
|---|---|---|
| 何時以降 | 何時以降 | |
| 全体 | 3時48分 | 1時18分 |
| 男性 | 4時00分 | 1時30分 |
| 女性 | 3時30分 | 1時12分 |
| 20代 | 5時48分 | 2時00分 |
| 30代 | 4時42分 | 0時54分 |
| 40代 | 2時48分 | 1時06分 |
| 50代以上 | 1時42分 | 1時24分 |
広辞苑では「帰宅が深夜の零時過ぎになること。また、その人」とされている「午前様」は、今回3時48分以降という結果でした。2006年(1時18分以降)から約2時間半後ろ倒しとなっています。
年代別では、20代は「5時48分」、30代でも「4時42分」と、若い世代ほど始発時間帯に近い帰宅を「午前様」と認識する傾向が見られました。また、次項の「朝帰り」の時間帯とも近接しており、両者の境界が曖昧になりつつあることも特徴です。
かつては“日付をまたぐ深夜の帰宅”を指していた「午前様」ですが、若い世代を中心に“始発が動き出す早朝に近い帰宅”へと認識がシフトしている様子がうかがえます。
- ⑦
朝帰り
5時12分~7時36分、“始発~通勤時間帯前後”が現代感覚
| 平均値 | 今回 | 2006年 | ||
|---|---|---|---|---|
| 何時から | 何時まで | 何時から | 何時まで | |
| 全体 | 5時12分 | 7時36分 | 4時24分 | 7時18分 |
| 男性 | 5時30分 | 7時48分 | 4時30分 | 7時18分 |
| 女性 | 4時54分 | 7時30分 | 4時18分 | 7時12分 |
| 20代 | 4時54分 | 7時30分 | 4時36分 | 7時30分 |
| 30代 | 5時12分 | 7時30分 | 4時18分 | 7時30分 |
| 40代 | 5時30分 | 8時00分 | 4時30分 | 7時00分 |
| 50代以上 | 5時12分 | 7時36分 | 4時24分 | 7時06分 |
「朝帰り」は5時12分頃~7時36分頃。2006年(4時24分~7時18分)と比べると、後ろ倒しとなっています。
特に40代は「5時30分頃~8時00分頃」と、他の年代より遅めの時間帯を「朝帰り」と捉える傾向が見られました。全体としては、“始発が動き出す時間帯から朝の通勤時間帯前後”が、現代における「朝帰り」の中心的な認識と言えそうです。
- ⑧
朝イチ
7時12分頃、20年前より約40分早まり、20代は“6時台”
| 平均値 | 今回 | 2006年 |
|---|---|---|
| 何時頃 | 何時頃 | |
| 全体 | 7時12分 | 7時54分 |
| 男性 | 7時18分 | 8時00分 |
| 女性 | 7時06分 | 7時48分 |
| 20代 | 6時42分 | 7時36分 |
| 30代 | 7時06分 | 8時12分 |
| 40代 | 7時24分 | 8時06分 |
| 50代以上 | 7時30分 | 7時48分 |
“朝イチでミーティング”などで使われる「朝イチ」は、今回7時12分頃という結果でした。2006年(7時54分頃)と比べると、約40分早まっています。
年代別では20代が「6時42分」と最も早く、若い世代ほど朝の時間を早く捉える感覚が強いことが分かります。リモートワークやフレックスタイム制度の浸透など働き方の多様化を背景に、朝の時間の使い方そのものが変化している可能性がうかがえます。
