意識調査

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50年間の変化で見るビジネスパーソンの生活時間

2024.06.10 ※調査内容は当時のものです。

令和6年の生活時間意識調査

調査結果のサマリー
  • スマホ利用は1日「3時間以上」が過半数、「5時間以上」のヘビーユーザーも
文中・表内の百分率(パーセント)の数値は小数点第2位を四捨五入しています。そのため、合計が100%にならない場合があります。
以下の設問は、平日の出社日もしくは土日を含めた1週間を想定して、選択肢の中から最も近いものを選択してもらいました。なお、ハイブリッドワーク(出勤とテレワークの併用)の方は、オフィスへの出社日を想定しています。
Q6

朝起きてから会社に着くまでに、ニュースチェックにどのくらい時間をかけますか?

(新聞・テレビ・ラジオ・Webなど情報収集の媒体・手法は問いません)
朝のニュースチェックは半数が出社前に「10分以内」で効率よく、20代は「チェックしない」人も3割
 2024年
(今回)
年代別
20代30代40代50代
n400100100100100
チェックしない22.8%32.0%25.0%18.0%16.0%
5分以下22.3%25.0%24.0%25.0%15.0%
10分22.3%19.0%24.0%17.0%29.0%
15分14.0%9.0%10.0%18.0%19.0%
30分13.0%12.0%13.0%11.0%16.0%
45分1.5%0.0%2.0%2.0%2.0%
60分以上4.3%3.0%2.0%9.0%3.0%

経済や社会の動きを知ることはビジネスのさまざまなシーンで役立ちます。そこで、出社前にニュースチェックにかける時間を聞いたところ、最も多かったのは「チェックしない」(22.8%)で、20代では3割(32.0%)を占めました。チェックしている人は「10分以内」が主流で、日々忙しいビジネスパーソンたちは効率よく必要な情報を収集しているようです。

昨今は、新聞やテレビ、ラジオなどのほかにも、ニュースサイトやアプリなどいつでもどこでも情報収集ができるようになりましたが、同時にSNSや動画、ゲームなどさまざまなコンテンツが充実したことで、出社前の貴重なプライベート時間の使い方が以前よりも多様化しているのかもしれません。

Q7

1日のスマートフォンの平均使用時間はどのくらいですか?

(仕事・プライベートは問いません。複数台所有している場合は合計をお答えください)
スマートフォンの使用時間は1日「3時間以上」が過半数、20~40代では約2割が「5時間以上」のヘビーユーザー
 2024年
(今回)
年代別
20代30代40代50代
n400100100100100
持っていない/
使わない
1.0%2.0%0.0%1.0%1.0%
30分以下5.0%2.0%3.0%7.0%8.0%
1時間14.5%5.0%15.0%12.0%26.0%
2時間26.0%26.0%21.0%28.0%29.0%
3時間3時間以上
53.6%
23.3%25.0%28.0%21.0%19.0%
4時間12.0%18.0%10.0%12.0%8.0%
5時間10.3%11.0%13.0%11.0%6.0%
6時間以上8.0%11.0%10.0%8.0%3.0%

今や私たちの生活必需品となったスマートフォン。気付けば常に手にしているという人も多いのではないでしょうか。1日の平均使用時間を聞いたところ、過半数(53.6%)が1日「3時間以上」を使用していることが分かりました。さらに、20~40代では約2割が「5時間以上」のヘビーユーザーでした。

Q8

新型コロナ5類移行後、仕事帰りに飲み会へ行くようになりましたか?

「仕事帰りに一杯!」は5類移行後も復活せず?若者の方が積極的
 2024年
(今回)
年代別
20代30代40代50代
n400100100100100
行くようになった32.5%41.0%36.0%30.0%23.0%
行かない67.5%59.0%64.0%70.0%77.0%

新型コロナウイルスが5類に移行して約1年。コロナ禍は飲み会の機会が激減し、職場や友人との付き合いも疎遠になりましたが、その後「仕事帰りに一杯!」は復活したのでしょうか。

5類移行後、仕事帰りに飲み会へ行くようになったか聞いてみると、7割近く(67.5%)が「行かない」と答えました。コロナ禍で"飲みニケーション"に対する意識が大きく変わり、飲み会の在り方自体が見直されているのかもしれません。

「行くようになった」のは若年層が多く、20代では4割(41.0%)を超えました。学生時代や新入社員時代にコロナ禍を過ごした人も多く、ようやく気兼ねなく行けるようになった対面での飲み会に積極的なのかもしれません。

Q9
<前問で「行くようになった」と回答した方にお聞きします>

1回あたりの平均滞在時間はどのくらいですか?

仕事帰りの飲み会の滞在時間は「2時間」が半数、長くても「3時間」
1回あたり2024年(今回)
n130
30分以下0.8%
1時間9.2%
2時間50.8%
3時間32.3%
4時間5.4%
5時間以上1.5%

では、飲み会の時間はどうでしょうか。仕事帰りに飲み会へ行くようになった130名に、1回あたりの滞在時間を聞いたところ「2時間」(50.8%)が半数を占めました。長くても「3時間」(32.3%)といったところを見ると、やはり1次会で切り上げて帰る人が多いようです。

Q10

1週間のうち、仕事以外で「対話型AI」を使う時間の合計はどのくらいですか?

対話型AIのプライベート利用はまだ2割、使っても1週間で「30分以下」
1週間合計2024年
(今回)
年代別
20代30代40代50代
n400100100100100
利用しない79.3%74.0%78.0%78.0%87.0%
30分以下9.3%9.0%8.0%12.0%8.0%
1時間5.0%7.0%6.0%6.0%1.0%
2時間3.3%6.0%3.0%2.0%2.0%
3時間2.5%4.0% 4.0%1.0%1.0%
4時間0.3%0.0%1.0%0.0%0.0%
5時間以上0.5%0.0%0.0%1.0%1.0%

昨年2023年はまさに「生成AI元年」と言える年となり、一般の間でも急速に利用が広がりました。今後ますます生活ツールとして定着することが期待されますが、現在プライベートで利用しているのは全体の2割(20.7%)で、1週間で使う時間は「30分以下」(9.3%)でした。利用者は20代が最も多く、「4人に1人」(26.0%)が利用しているようです。

Q11

1週間の運動時間の合計はどのくらいですか?

7割近くが運動習慣あり、1週間の運動時間は「1時間未満~2時間」程度

“人生100年時代”に向けて健康に対する意識が高まっていますが、実際に運動習慣のある人は7割近く(67.7%)いることが分かりました。1週間の運動時間は、「1時間未満」(28.0%)もしくは「1~2時間」(15.3%)のようです。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人の場合、歩行と同等の活動を「1日60分以上(8000歩以上)」、息が弾み汗をかく程度の運動を「週60分以上」行うことが推奨されています。とはいえ、忙しくてなかなか時間が取れない人も多いのではないでしょうか。