意識調査

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ビジネスパーソンに聞く「景気と時間」

2009.06.10 ※調査内容は当時のものです。
Q

不況下で“減った”時間は?

外出の楽しみに制約も「家族での外出」「会社仲間とのつき合い」「ドライブ」時間などが減少。

“減った”割合の高い上位5項目は以下の通りです。

1残業時間29.0%
2家族での外出時間23.5%
3会社仲間とのつき合い時間20.5%
4ドライブ時間19.3%
5ショッピング時間18.0%

ムダな出費を抑えるためでしょうか、外出やつき合いを控える傾向が見て取れます。不況は外出の楽しみを制約するようです。前記「増えた項目」と対比して見ると、その違いがはっきり出ています。残業時間の減少は会社の意向もあると思われますが、帰宅時間を早め、家族と過ごす時間を増やすことにつながっているようです。5項目中4項目で、『3時間以上』が最も多い回答でした。

残業時間

“減った”(=116人)の約3割が『3時間以上』(29.3%)と最も多い回答。“1時間以上・・”という人は約8割(79.3%)になります。

家族での外出時間

“減った”(=94人)の3割強が『3時間以上』(36.2%)と最も多い回答。“1時間以上・・”という人は7割を超え(73.5%)ます。
30代は『3時間以上』が2割(20.0%)と、他年代(20代:39.1%/40代:45.8%/50代以上:37.0%)より低く、減らし方は少ないようです。

会社仲間とのつき合い時間

“減った”(=82人)の3割が『3時間以上』(31.7%)と最も多い回答。1時間以上・・という人は約3人に1人(64.6%)になります。
特に20代の『3時間以上』は4割強(46.2%)と、他年代(30代:20.0%/40代:26.9%/50代以上:26.7%)に比べ高い。

ドライブ時間

“1時間以上・・”という人は“減った”(=77人)の3人に2人以上(67.5%)になります。
(※高速道路の割引制度実施前の調査)

ショッピング時間

「減った」(=72人)の約3割が『3時間以上』(29.2%)と回答。“1時間以上・・”という人は6割を超え(63.9%)ます。
男性は7割(70.0%)が“1時間以上・・”に対し、女性は6割弱(59.5%)となかなか時間を減らせないようです。
20代は8割近く(78.3%)が“1時間以上・・”に対し、50代以上は3割強(36.4%)と世代間で差が見られます。