意識調査

過半数が『50分』（56.8%）、約3割が『1時間』（29.3%）と回答しました。「小一時間」とは“1時間に数分程度足りない”という文字通りの感覚です。

年代が上がるにしたがって『50分』の割合が高くなり、50代以上では約8割強（78.0%）が『50分』以内と捉えています。

『1時間』（39.5%）、『2時間』（29.5%）、『1時間30分』（22.3%）の順でした。「ちょっと」といっても1時間半程度は覚悟した方がいいようです。

女性は男性より『1時間』の割合が多く（41.5%＞37.5%）、逆に『2時間』は少なく（27.5%＜31.5%）なっており「ちょっと」の幅が短いようです。

電話の「ちょっとお待ちください」は、『30秒』（33.3%）、『10秒』（27.0%）、『20秒』（20.8%）の順でした。待たせても30秒以内といったところが一般的な感覚です。

男性は『1分』以上が16.0%おり、女性に比べややのんびりしています。

同数（32.8%）で『5分後』、『10分後』が並びました。このあたりが一般的な感覚のようで、遅くとも10分以内に折り返すのが常識のようです。

一方、『30分』から『1時間後』というひとが20代で約3割（29.0%）おり、他年代に比べてスロー感覚です。

航空便やチケットなどの予約電話が混み合っている時にアナウンスされるのがこれ。『5分後』（26.5%）、『10分後』（24.8%）、『3分後』（21.8%）の3つに分かれました。全体の平均値を求めると約4分半でした。

『1分』以内ですぐにかけ直すひとが多いのではと思いましたが、結果は3割以下（27.1%）で、予想以上に辛抱強いようです。

年代別では、20代・30代は『1分』以内が3割を超え（33.0%・34.0%）、“すぐにかけ直す派”が多いようです。

過半数が『10分』（56.5%）、次いで『30分』（21.8%）でした。『20分』（9.5%）加えると、8割強となり、30分以内というのがひとつの目安のようです。

女性は男性より『10分』の割合が高く（61.0%＞52.0%）、『30分』の割合が低い（19.0%＜24.5%）ことから、男性に比べスピーディなようです。

“ちょっと”打ち合わせは、『30分』（33.3%）、『15分』（26.3%）、『10分』（16.8%）の順で、大体30分以内が目安のようです。ちなみに全体の平均値では約22分でした。

男性と20代は『10分』が2割おり、他と比べて短く考えています。

一方「じっくり」は、『2時間』（42.8%）が最も多く、次いで『1時間』（28.8%）でした。“じっくり”となると、2時間程度はかかるとみた方がよいようです。平均値は約1時間40分でした。

勤め帰りにつきものの「ちょっと一杯」。『1時間』（47.3%）が最も多く、次いで『2時間』（22.3%）でした。平均すると約1時間20分なので1時間以上はかかるようです。

女性は『30分』（12.5%）、『1時間』（49.5%）の割合が男性より多く、逆に『2時間』（18.0%）は低くなっており、女性の方が時間感覚がシビアのようです。

年代別では、50代以上は7割が『1時間』以内（70.0%）と答えており、“ちょっと”といえばそれ以上長居はしないという考えのようです。

よく使う言葉ですが、これも曖昧で、どのくらい先のことを想定しているのでしょうか。

結果は『1ヵ月後』（43.8%）が最も多く、次いで『1週間後』（25.8%）でした。

面白いのが『実際はしない』で、2割近く（18.0%）のひとが回答しています。外交辞令的に使う言葉とも言え、男性と40代以上の年代のひとは、2割以上が「“近いうちの食事”はアテにならない」と考えています。