意識調査

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20年の推移で見るビジネスマンの週間時間簿

2000.05.20 ※調査内容は当時のものです。
Q

一週間の平均的時間配分は?

増え続ける身近で手軽な趣味の時間

 2000年1990年1980年
%平均時間%平均時間%平均時間
1. テレビ・ラジオ・音楽を楽しむ96.712時間43分99.711時間50分92.613時間2分
2. 読書(新聞・雑誌含む)94.56時間7分99.47時間42分96.48時間42分
3. 喫茶・飲酒82.46時間7分80.97時間52分93.67時間42分
4. インターネット・Eメールに接する74.86時間14分
5. 家族との会話73.97時間21分76.96時間1分79.47時間44分
6. ショッピング68.82時間44分73.52時間14分68.72時間20分
7. その他の趣味54.55時間42分57.25時間25分68.84時間52分
8. スポーツ観戦・映画鑑賞・観劇50.63時間15分40.02時間46分45.82時間45分
9. スポーツをする47.63時間35分71.42時間51分74.65時間32分
10. 行楽・散策など47.64時間16分64.33時間46分72.23時間32分
11. 育児・洗濯など家事40.03時間45分25.22時間41分34.35時間21分
12. 子供と遊ぶ26.74時間47分35.15時間22分58.04時間43分
13. 自己啓発(資格取得・語学など)23.93時間52分22.83時間6分31.33時間34分
14. ギャンブル(競馬・パチンコなど)19.44時間23分27.16時間5分59.34時間16分
15. 趣味としての料理18.22時間17分10.22時間5分23.41時間18分
16. ボランティア・介護5.54時間42分
複数回答

ビジネスマンは、必要時間以外にどんなことに時間を費やしているのでしょうか。一週間という単位で、対象の事柄とその時間(1週間の合計)を尋ねました。上表のパーセントは、各事柄を実施している人の割合で、平均時間は実施している人のみを対象に算出しました。

平均時間を見ますと、この20年間で増え続けているのは、「その他の趣味」「スポーツ観戦・映画鑑賞・観劇」「行楽・散策」「趣味としての料理」でした。趣味の多様化と同時に身近で手軽な趣味が浸透していることがわかります。

一方「読書(新聞・雑誌)」は、パソコンの普及などの影響でしょうか、減少傾向にあります。

10年前のバブル期(=90年)との比較で見ますと、「喫茶・飲酒」「子供と遊ぶ」「ギャンブル(競馬・パチンコなど)」時間が減り、「テレビ・ラジオ・音楽を楽しむ」「家族との会話」「育児・洗濯などの家事」「自己啓発」に当てる時間が増えています。外で遊ぶ時間が全体的に減ってきているとも読み取れます。

なお、今回はじめて聞いた「インターネット・Eメールに接する」「ボランティア・介護」は、それぞれ6時間14分と4時間42分でした。