意識調査

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20年の推移で見るビジネスマンの週間時間簿

2000.05.20 ※調査内容は当時のものです。
Q

一日の平均的時間配分は?

「睡眠時間」は約1時間減り、「通勤時間」は20分増える

平日の平均時間
 2000年1990年1980年
睡眠時間6時間08分6時間26分7時間01分
食事時間1時間25分1時間22分1時間24分
身だしなみの時間26分14分13分
通勤時間(往復)2時間03分1時間56分1時間43分
勤務時間9時間30分9時間13分8時間36分
残りの時間4時間28分4時間49分5時間03分
休日の平均時間
 2000年1990年1980年
睡眠時間7時間57分8時間13分8時間36分
食事時間1時間47分1時間44分1時間40分
身だしなみの時間24分11分11分
残りの時間13時間52分13時間52分13時間33分

1日を過ごすのに省くことのできない睡眠・通勤・食事などの“必要時間”について、この20年間の変化を見てみました。

その結果、平日の「睡眠時間」は平均で約1時間(7時間01分→6時間08分)減り、一方で「通勤時間」は20分(1時間43分→2時間03分)、「勤務時間」は約1時間(8時間36分→9時間30分)増えていることが分かりました。

「睡眠時間」は休日も減少傾向で、インターネット・携帯電話・コンビニの普及に象徴される生活環境の24時間化にともない、寝る時間にしわ寄せが来ていることがうかがえます。

「通勤時間」の増加は、この20年間の住宅地の郊外への広がりを象徴していますが、「勤務時間」がバブル期(90年)はともかく、不況下の今回の調査でも増加しているのは、リストラの影響でかえって1人当りの仕事量が増えたためでしょうか。労働時間の短縮や残業カットが叫ばれている折りから、はっきりした説明がつきかねます。

「身だしなみの時間」が今回急に増えているのも特徴的ですが、ビジネスマンもおしゃれに気を使う時代になったようです。