- Q
一日の平均的時間配分は?
「睡眠時間」は約1時間減り、「通勤時間」は20分増える
平日の平均時間
2000年 | 1990年 | 1980年 | |
---|---|---|---|
睡眠時間 | 6時間08分 | 6時間26分 | 7時間01分 |
食事時間 | 1時間25分 | 1時間22分 | 1時間24分 |
身だしなみの時間 | 26分 | 14分 | 13分 |
通勤時間(往復) | 2時間03分 | 1時間56分 | 1時間43分 |
勤務時間 | 9時間30分 | 9時間13分 | 8時間36分 |
残りの時間 | 4時間28分 | 4時間49分 | 5時間03分 |
休日の平均時間
2000年 | 1990年 | 1980年 | |
---|---|---|---|
睡眠時間 | 7時間57分 | 8時間13分 | 8時間36分 |
食事時間 | 1時間47分 | 1時間44分 | 1時間40分 |
身だしなみの時間 | 24分 | 11分 | 11分 |
残りの時間 | 13時間52分 | 13時間52分 | 13時間33分 |
1日を過ごすのに省くことのできない睡眠・通勤・食事などの“必要時間”について、この20年間の変化を見てみました。
その結果、平日の「睡眠時間」は平均で約1時間(7時間01分→6時間08分)減り、一方で「通勤時間」は20分(1時間43分→2時間03分)、「勤務時間」は約1時間(8時間36分→9時間30分)増えていることが分かりました。
「睡眠時間」は休日も減少傾向で、インターネット・携帯電話・コンビニの普及に象徴される生活環境の24時間化にともない、寝る時間にしわ寄せが来ていることがうかがえます。
「通勤時間」の増加は、この20年間の住宅地の郊外への広がりを象徴していますが、「勤務時間」がバブル期(90年)はともかく、不況下の今回の調査でも増加しているのは、リストラの影響でかえって1人当りの仕事量が増えたためでしょうか。労働時間の短縮や残業カットが叫ばれている折りから、はっきりした説明がつきかねます。
「身だしなみの時間」が今回急に増えているのも特徴的ですが、ビジネスマンもおしゃれに気を使う時代になったようです。