CITIZEN RECRUITING SITE

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PLANNER

より良い製品を作るための
旗振り役として。
チームを一つにまとめ上げるのが使命です。

長尾 見侑NAGAO MIYUKI
2009年入社

出身: 英米文学専攻

マーケティング・商品企画

学生時代はダンスに打ち込み、多くの人にダンスを教える振付師も経験させて頂きました。ダンスは表現手法の一種であり、何もないところから一つの作品を仕上げていく、ものづくりに通じるものがあります。就活の際にメーカーに興味を持ったのも、この経験があったからこそ。その中でも時計は、身につける唯一の工業製品として、特別な価値のある存在であり、説明会や面接の際に感じた、人を大切にするというシチズンならではの社風が、とても魅力的に感じました。
現在は、時計事業のシチズンブランド全体の戦略や企画に携わっています。企画という仕事は、極端な言い方をすれば自分自身が手を動かすことはほとんどありません。新しい時計のデザインはデザイナーが担当しますし、新しい技術は開発部門が設計をします。いわば、専門的な知識やスキルを持った人たちにお任せする立場。だからこそ、いかにその人たちが前向きに、かつ熱量を持ってその仕事に打ち込めるかどうかを真剣に考え、仕事のしやすい環境というのを自分で作っていかなければいけません。関わる人すべてのベクトルを同じ方向へ向かせ、チーム一丸となって進んで行くための試行錯誤は、学生時代にやっていたダンスと近い部分もあって、モチベーションも高まりますね。

私が現在のポジションになる前、「xC(クロスシー)」のブランドマネージャーを担当させて頂いたことがありました。シチズンを代表するブランドであり、その責任の重さは計り知れず、まるで崖っぷちを全力疾走しているような、焦りや緊張の中で自分を見失ってしまいそうになったことを覚えています。
しかし、そんな私の状況を見た周りの人たちが協力体制を作り、さまざまな形でサポートをしてくれたのです。自分は一人じゃない。支えてくれる仲間がたくさんいる。そうしたシチズンならではのあたたかさが、私に新しい一歩を踏み出す勇気を与えてくれました。この経験があったからこそ、自分だけでなく、全員で目標に向かって進むことの大切さ、そしてそれが生み出すパワーの大きさを理解することができたように思います。

元々ゼロから1を生み出すことが好きな性格もあり、今後はシチズンが培ってきた技術を活かしながら、時計以外の事業にも挑戦していきたいと考えています。私たちが持つ知識やスキルは、決して時計事業だけに限定されるものではなく、もっと様々な分野で活かされ、かつ世界を相手にしても戦えるものであることは間違いありません。各分野のプロフェッショナルが作り上げた会社だからこそ、そのプロの技術をもっと多くの人に届けられるような企画を考えていきたいですね。