CITIZEN RECRUITING SITE

VOICE OF EXPATS

海外で活躍する駐在員たちの
現地の声をお届けします。

中国

高階 拓

TAKASHINA TAKU

2007年入社

技術系職種

駐在歴:3年7ヶ月
(2012年7月~2016年2月)

機械システム専攻修士課程を卒業後、2007年に入社し外装設計部門へ配属。3Dプリンターの導入立上げ、シミュレーション解析の導入、コンセプトモデルの設計リーダーなどを務めた後、2012年から2016年まで海外駐在を経験。海外では調達管理・生産管理業務に従事。帰任後は生産技術部、製造革新部にて新規生産工程の立上げ業務を経て、現在のオープンイノベーション推進室へ異動となった。

1日のスケジュール
出社
日本人駐在員が住むマンションへ会社のバスが迎えに来て出社。食堂で日本食の朝食をすませてオフィスへ。
午前
昨日の生産進捗状況を確認。チームでの打合せを行い、当日のアクションを決定。
昼食
会社の食堂または出張先で食べる。会社の食堂は日本食であり、週に数回は出張先で中国料理を。
午後
協力工場を訪問し、生産状況の確認・打合せを行う。品質や納期などの問題を確認し、対応方針を検討する。
帰宅
18:30に会社のバスで帰宅。夕食は会社の食堂か日本料理店で外食。
海外駐在の現場から
駐在中、苦労したこと/やりがいを感じたことは何でしたか?
駐在当初は、コミュニケーションを取ることに苦労しました。初めは英語と日本語を織り交ぜてコミュニケーションをしていましたが、徐々に中国語も理解して話せるようになり、3ヶ国語を織り交ぜてコミュニケーションをするようになっていきました。海外での一番の学びは、現地メンバーとのやりとりで多様な思考・発想・今まで考えられなかったような心理プロセスを体験し、それによって新しい視点を持ち視野が広がったことです。
日本で働くこととの違いは何でしたか?
自分自身の役割と、それに対する意識の変化です。日本で働いている時は「一(いち)エンジニア」としての感覚でしたが、駐在してみると、海外で働くということは「日本との架け橋になる」という役割を担うことだと強く感じました。現地の状況を正確に伝え、俯瞰した視点での判断が必要となります。また、現地のメンバーと理解し合うためには、相手の文化を理解し歩み寄るという姿勢を持つことが重要だと学びました。
現在の目標は何ですか?
設計、開発、装置開発、生産・調達管理、生産技術を経て、現在は新規事業の開発部門にいます。様々な部門を経験してきましたが、私自身がキャリア構想、ビジョン、やりたいことを明確に描いていたわけではなく、その時に会社、仲間、社会が必要としていることに応えたいと思った結果です。「仕事は楽しく」がモットーです。モチベーションとしては、1つの時代が終わり新たな時代が始まる時に、仕事を通じてその瞬間に立ち会いたいと考えています。
プライベートはどのように過ごしていましたか?
休日は現地のメンバーと出かけて、山に登ったり、食事に行ったり、運動をして過ごしました。平日は終業後に毎日ジムへ行って汗を流していました。また、日本とは違う文化や風習、空気感に触れることが新鮮だったので、街の中を歩くのも好きでしたね。
海外で活躍することを目指す方へメッセージをお願いします!
海外で仕事をすることで、視野が広がり多角的な判断ができるようになると思います。海外に友人もできて楽しみも増え、良い刺激も受けます。仕事でも役に立つだけではなく、自分の人生を豊かにすることにも繋がりますので、ぜひ挑戦してみてください!
ドイツ

藤原 千華

FUJIWARA CHIKA

2008年入社

事務系職種

駐在歴:2年6ヶ月(2017年4月~)

ドイツ販売会社にて現在26ヶ国にあるシチズンブランドの販売代理店向けの営業を担当。2010年より2年間駐在した香港では、商品の保管・出荷を行う倉庫の管理業務や受発注業務などを中心に拠点管理に従事。日本勤務時には、商品企画部門に合計6年在籍したほか、貿易やカスタマーサービス部門も経験。

1日のスケジュール
出社
車で30分ほどかけて通勤。8時から9時の間に出社。冬は日が昇るのが遅く出勤時でも暗いのが少し寂しい…
午前
7~8時間の時差がある東京とのやり取りを優先して行う。メールや電話での商品企画や宣伝部門とのコミュニケーションが中心。
昼食
会社の食堂でドイツご飯。
午後
顧客でありパートナーでもある代理店と、商品・宣伝・販売状況についてメールや電話でやり取り。社内の商品・宣伝担当者と打合せ。
帰宅
18時頃に退社。夏は22時頃まで外が明るいので退社後の時間も充実!
海外駐在の現場から
駐在中、苦労したこと/やりがいを感じたことは何でしたか?
異なる文化を中で経験がないことに関しても判断をしなくてはならないのはとても難しかったです。「わからなければ聞いて話してみることが答えの発見につながる」と気づいてからは、顧客や同僚とのコミュニケーションもずっとスムーズになりました。
日本で働くこととの違いは何でしたか?
会社やブランドについてグローバルな視点で対外的に考えたり発言をする機会が多くなりました。簡単ではない場面もありますが、おかげで自身の理解や愛着が深まり、それが充実感やさらにシチズンを良くしていきたいという思いに繋がっています。
現在の目標は何ですか?
代理店にシチズンブランドへの理解と思い入れをより強く持ってもらい、彼らにとって一番大事なブランドにする。それを実現することが、安定した販売へ繋がっていくと思っています。
プライベートはどのように過ごしていましたか?
週末はテニスやサイクリングをして過ごしています。ドイツを拠点に旅行もします。また、夏の日は友人と公園でのんびりとビールを飲んでいるだけでも気持ちが良いです。
海外で活躍することを目指す方へメッセージをお願いします!
私は、日本や海外の他の拠点にいる同僚や先輩にいつも救われています。自身の経験不足は仲間が補ってくれますので、公私ともにたくさん仲間を作ってきてください!