2025年受賞
NPO法人 こどもサポートステーション・たねとしずく
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より多くの親と子を支える活動が
さらに広がるよう心から応援しています特定非営利活動法人ムラのミライ
代表理事 原康子さま 
大和さんとの出会いは、「a little」で活動されていた 2015 年ごろで、地域の女性の勉強会で、私が紹介したインドの貧困層の女性の暮らしや彼女たちへの支援について、遠い国の出来事ではなく深く共感されていたのが印象的でした。
その後、私たち「ムラのミライ」と一緒に、共同養育の仕組みづくりに関する助成事業に取り組みました。大和さんの活動姿勢として当時から一貫して感じるのは、常に相手を尊重し、「支援する側・される側」という非対称な関係ではないことです。ひとり親家庭支援についても、互いに支え合う関係を育てようとしていたことが「たねとしずく」にもつながっていると感じます。
実際、「たねとしずく」では、ひとり親家庭の親も子どもも、「支援される人」ではなく「対等なパートナー」として、本来の力を引き出すエンパワーメントを実践している点に、私は大きな価値を感じています。毎月行っているパントリーも、できる限り利用者が自分で必要なものを選べるようにするなど、一人ひとりの自己決定が尊重されていることにも感銘を受けました。
「たねとしずく」はその姿勢を、居場所づくりや訪問支援、支援者養成など、日々の活動に落とし込んでおり、社会のなかで誰もが「自分は大切にされている」と実感できる関係づくりの大きなヒントになっていると感じます。
また、大和さんと活動を共にされている李さんとも10年以上のお付き合いになり、お二人の「学び続ける姿勢」と「学びを言葉にして実践につなげる力」を心から尊敬しています。お二人は、さまざまな困難に向き合いながら、それを個人の問題として閉じ込めず、周囲と共有して社会に開き多くの人々を支えています。
ですから、そんな「たねとしずく」がシチズン・オブ・ザ・イヤーを受賞したと聞いたとき、私は本当にうれしく思いました。子どもたちがやってくる時間が近づくと自転車のかごいっぱいに買い物をし、小さなキッチンでご飯をつくる皆さん。子どもたちと一緒に遊び、勉強を教え、同じ時間を過ごしている皆さん。そして、支援者同士を1人また1人とつないでいる皆さんが、どれだけ地域の親と子を支えていることでしょう。
今こそ、どの地域にも「たねとしずく」のような親も子も安心できる場所が必要なのです。この実践がより多くの人を支えながら広がっていくことを、私たちも心から応援しています。受賞おめでとうございました。



受賞コメント
選考委員長コメント