2024年受賞
小沢 ちえさん ほのさん
-
不登校に悩むひとりでも多く親子に
これからも自然体でカウンセリングを編集・出版「Laap(ラープ)」代表
イベントプロデューサー
中島 幸子さん
小沢ちえさんとの出会いは、女性向けフリーペーパー「リビング新聞(名古屋)」の編集長をしていたとき、コロナ禍で読者とのコミュニケーションが取れなくなり、オンラインの飲み会を開催したのがきっかけです。第1回から参加してくれたちえさんは、話を盛り上げてくれると同時に、他の参加者にとても気遣いをされる方だという印象を受けました。
その後、母娘で不登校に悩む親子のカウンセリングをしていることを知り、娘のほのちゃんにも金山のマルシェで会って、自分の意見をしっかり言えることに驚いたのを覚えています。とても良い活動だと思い、リビング新聞で不登校や中退者のためのイベントを企画したとき、講演会(トークライブ)に出演をお願いしました。当事者だった二人の話は参加者にとても響いたようで、もっと話を聞きたいという人が講演会終了後も二人の周りに集まっていました。
ちえさんとは価値観が似ていることもあり、プライベートでもお会いするようになり、ほのちゃんも話をしていてとても楽しく、若い世代の感性を知ることができてうれしく思っています。また二人を見ていると、お互いに好き勝手に言い合っているようで、そのやり取りはとても心地よく、ちえさんはハッキリ意見を言いながら実はとても繊細で、ほのちゃんは物事を俯瞰して見るチカラに優れているように思います。
そんな二人のカウンセリング活動が認められた今回の受賞には、改めて「おめでとうございます」と伝えたいです。この賞が励みや強みになり、不登校に悩む親子が一人でも多く救われることを願っています。そして、二人が「講演会で全国を回る」という夢を実現するときには、私もディレクターとしてぜひご一緒したく、おいしく飲めるお店を今から探しておきます(笑)。

受賞コメント
選考委員長コメント