2018年度受賞
NPO法人 全国不登校新聞社
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不登校でもこんな生き方ができる!
そんな発信の機会を増やしたいザンヌさん(大学4年生)
小学校で不登校を経験し、中学校でもいじめにあって欠席しがちで、高校は2カ月で退学しました。そのあとアメリカに留学したのですが、帰国してからも人とうまく関われず、引きこもりの人たちの集まりに参加したとき「不登校新聞」の存在を教えていただき、思い切って子ども若者編集会議に参加しました。
石井編集長をはじめとするスタッフの方は、最初に会ったときから不登校や引きこもりをよく理解してフォローして下さるので、自分の居場所を見つけたように感じて、それからは月1回の編集会議に参加するようになりました。ここで出会った人の勧めで通信制の大学にも通うようになり、人とのつながりは本当に大事だと実感しています。
編集会議ではまだあまり企画を出していませんが、不登校に関するシンポジウムで自分の話したことが不登校新聞に掲載され、これまでの経験や今後への想いを当事者として発信することができました。不登校経験者は何かと消極的になりがちですが、これからもっと発信の機会を増やし、自分にもこういう生き方ができるんだということを実践していきたいと思います。

受賞コメント
選考委員長コメント