ヘアドネーションの活動を初めて知ったのは、小学生の女の子が「3年間伸ばした髪を切って送りたい」と来店したのがきっかけでした。そこで、自分たちも美容師としてできることをやろうと、2010年の9月から活動を始め、これまで300人近いお客様にご協力いただいています。
活動を始めてから、いつも捨てていた髪で喜ばれる人がたくさんいることを知り、改めて「美容の力」を感じました。
JHDACの渡辺さんとは、2012年の11月に旭川医大に一緒に行き、小学生の女の子2人にウィッグを提供しました。ウィッグをカットするのはこの時が初めてでした。とても緊張しましたが、元気になって学校に行けるようになった時に、少しでも前向きになってもらいたいという想いを込めてカットしました。後日いただいた「元気になって、今度は自分の髪を切りに行きます」という手紙は、今も壁に貼って励みにしています。
今回のJHDACさんの受賞をきっかけに、より多くの人にヘアドネーションを知っていただけたらうれしいです。私たちも、自分たちにできることをコツコツ続けていきたいと思います。
受賞コメント
選考委員長コメント