受賞者一覧

真美さんの最初の支援者は、今は亡き父親だった。自転車で実家の茅ケ崎の街を回り、会報を配りながら寄付につなげてくれた。

修道院のシスターである中村征実さんは1996年からの支援者で、「真美さんのものの考え方、感じ方、判断の仕方、言葉使いなど、日本人としての純粋さと公正な人間性にいつも感銘を受けます」と話す。真美さんの父とも交流があり、病床で「真美、愛しているよ」と言った言葉が忘れられないという。「今回の受賞は、過酷な日々を過ごす真美さんへの慰めと励まし、そして今後への勇気と力になるプレゼントになりました」と話し、「日本人の誇りです」と称える。

鈴川準二さん、佳子さんご夫妻も96年から寄付を始め、現在は支援者名簿の管理や会計を手伝っている。準二さんは「こんな素晴らしい日本人がいると感動し、お手伝いしなければと思いました」と支援のきっかけ語る。佳子さんも「この人のためなら何でもしてあげたくなる魅力があり、受賞を聞いて神様はいるんだと思いました」と話す。そして夫妻は「元気で活動を続けてください。できる限り支援していきます」と声を揃える。