親機には、2カ所の温湿度表示とともに、日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針」に示された、気温、相対湿度から求められるWBGT値※2 に基づいて、簡易熱中症指標を色分けされたわかりやすい4段階指標表示(注意、警戒、厳重警戒、危険)にて、注意喚起します。
2012年3月22日
シチズン・システムズ株式会社
シチズンホールディングス株式会社の連結子会社であるシチズン・システムズ株式会社(本社:東京都西東京市、社長:柿島 雄)は、無線子機センサーを標準装備し、同時に2カ所の温湿度を計測できるコードレス温湿度計を6月上旬より発売します。
製品名:シチズン コードレス温湿度計(簡易熱中症指標表示付き)「THD501」
発売日:6月上旬
カラー:ホワイト
価格:オープン価格
夏場の熱中症が近年社会問題化しており、2011年度の全国における熱中症患者救急搬送は46,502人に達し※1、そのうち、およそ半数は屋内での発症となっています。
一般的には最高気温が25℃を超え、湿度が高いと熱中症を発症しやすくなると言われています。
また、冬場では、空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下しインフルエンザにかかりやすくなることから、厚生労働省ではインフルエンザの予防措置として、湿度を50~60%に保つよう呼びかけています。
このように健康を維持するためには、季節にかかわらず温度や湿度を適切に保つことが求められています。
THD501は、親機の画面上段に親機設置場所の温度と湿度、下段には子機センサー設置場所の温度と湿度を表示します。さらに、日本生気象学会『日常生活における熱中症予防指針』に基づいた簡易熱中症指標を4段階表示し、ひと目で危険指数を確認出来ます。
親機と子機センサーは、遮蔽物のない見通しのよい空間で約30mの通信が可能。たとえば親機を自宅のリビング、子機センサーをお子様、ご高齢者のいる部屋や自宅玄関の外、軒先、庭などに設置することで、リビングに設置した親機でお子様、ご高齢者のいる部屋や自宅周辺屋外の温度、湿度、簡易熱中症指標を確認出来ます。 夏場だけでなく、秋や春の衣替えの季節、寒暖差の激しい梅雨時などにおいても、屋外の温度と湿度を屋内に設置した親機で確認出来ます。
1.同時に2カ所の温湿度を測定
子機センサーから親機へ温湿度の測定結果を約1分毎に無線で自動送信します。親機を設置した場所の温湿度は上段に、子機センサーから送られてきた温湿度は下段に分かりやすく表示します。また、子機センサーの表示部には温度と湿度が約4秒毎に交互に表示されます。
2.簡易熱中症指標を表示
親機には、2カ所の温湿度表示とともに、日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針」に示された、気温、相対湿度から求められるWBGT値※2 に基づいて、簡易熱中症指標を色分けされたわかりやすい4段階指標表示(注意、警戒、厳重警戒、危険)にて、注意喚起します。
簡易熱中症指標を4段階表示
WBGTと気温、湿度の関係
日常生活における熱中症指針
出典:日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針」
3.わずらわしい設定は不要
親機に電池を入れると親機の測定をはじめると同時に、子機センサーからの電波受信を待機します。子機センサーに電池を入れると、子機から発せられた電波を親機が自動的に受信します。親機と子機の通信距離は遮蔽物のない空間距離で30mまで受信が可能で、リビングと2階あるいは自宅周辺屋外など就寝前、外出前の温度、湿度の確認や、お子様、ご高齢者の居室などの確認にも便利です。
50,000台/年間(国内)
※1 国立環境研究所速報値による
※2 WBGT Wet-Bulb Globe Temperature (湿球黒球温度)
本製品「THD501」は、WBGT値を「温度基準」に採用、その温度レベルによって「危険」(31℃以上)、「厳重警戒」(28~31℃)、「警戒」(25~28℃)、「注意」(25℃未満)の4段階に分類。
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