意識調査

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働くZ世代の“時感”意識

時に関する日常語。Z世代はどんな感覚?
2022.11.28 ※調査内容は当時のものです。

調査概要

はじめに

シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市、社長:佐藤敏彦)では、全国のZ世代400人を対象に、“時間感覚”についてアンケートを実施しました。

“時”に関する日常語には、どのくらいの時間や時刻を指すのか、人によって捉え方、感じ方の異なる曖昧な言葉が種々あります。特に近年は、デジタル化の急速な進展、SNSコミュニケーションの発達、働き方の多様化などで、時間の使い方にも変化が見られます。辞書で示されるような本来の意味とは違う感じ方をしている言葉もあり、Z世代には意味が通じない「死語」になりつつある言葉もあるようです。そのような時代において、変化の時代の主役として注目を集めるZ世代はどのような“時間感覚”を持っているのでしょうか。“時間語”の受け止め方を通して探ってみました。

調査概要

期間
2022年11月1日~2日
方法
インターネットによる調査(当社作成の設問シートに従って、インターネット調査会社を通じてサンプリング・集計。)
対象
全国の18~26歳(Z世代)の給与所得者400人(男女各200人)
本調査では1996年以降生まれをZ世代と定義し、この内18歳~26歳を対象に調査を実施しました。
文中・表内の百分率(パーセント)の数値は小数点第2位を四捨五入しています。そのため、合計が100%にならない場合があります。

サマリー

日常語の“時感”
「未明」2時少し前から6時半頃まで(1:58~6:33)
「早朝」4時20分頃から7時近くまで(4:19~6:49)
「昼下がり」13時から15時半頃まで(13:03~15:34)
「宵の口」17時過ぎから19時半頃まで(17:10~19:39)
「真夜中」23時半頃から午前3時近くまで(23:34~2:46)
「夜更かし」午前1時を過ぎて起きていること(1:03以降)
「午前様」5時過ぎ以降の帰宅、Z世代には死語に?(5:11以降)
ビジネス行動での“時感”
電話対応の目安は?
  • 「(電話で)ちょっとお待ちください」待たせても30秒~1分以内
  • 「折り返しお電話します」遅くとも10分以内に
  • 「(電話が込み合っています)しばらく経ってからおかけ直しください」
    5分~10分後にかけ直す
よく使うあの一言の、時間の目安は?
  • 「なるはやでお願いします」5分~30分と捉え方に幅。仕事で使うには注意
  • 「すぐ処理」できれば10分以内、遅くとも30分以内に
  • 「さくっと(終わらせます)」気持よく仕事が片付くのは30分以内
時間の使い方を有効に!
  • 「ちょっと打ち合わせ」30分以内で
  • 「じっくり打ち合わせ」約1時間が目安
  • 「一服する(一休み)」気分転換は5分~10分
  • 「ちょっと一杯」Z世代は「1時間」が目安
四字熟語の“時感”
  • 「十年一昔」Z世代は「5~6年」が一昔