意識調査

会社の始業に遅刻した際、「信用をなくしてしまう」と考える人が約5割でトップです。特に30代は57%と、他の世代と比べて高い割合を示しました。

2位は「事前に連絡すれば大丈夫」（31.8%）。こちらは、40代、50代と世代が上がるにつれて回答する人が多くなりました。以下、「遅れても気にしない」（6.0%）、「少し遅れるくらいがマナーだ」（0.8%）という人もいるにはいますがごく少数です。

社内の会議についても、①の会社の始業と近い割合で推移しました。トップは「信用をなくしてしまう」（47.3%）。世代別にみると、こちらも30代が54%と最も高い割合を占めました。

2位は①のシチュエーションと同様「事前に連絡をすれば大丈夫」で、33.3%です。40代ではこの回答が半数近く（45%）を占め最も多く、最も少ない20代とは23ポイントの開きがあります。

取引先との関係においては、遅刻により「信用をなくしてしまう」という回答が更に増加し、73.5%に上りました。30代では83%の回答が集中しました。

事前連絡をすれば許容されるケースもあるものの、時間を守ることで信用を築くというビジネス慣習や相互意識が日本では強いと言えそうです。

こちらは順位が入れ替わり、「事前に連絡をすれば大丈夫」と考える人が59%で、トップになりました。Q4の③と併せても、家族や友人とのプライベートな待ち合わせでは、遅刻時間に関しても、遅刻した際の感情面でも比較的おおらかでいられるようです。