意識調査

一緒に家事をする時間は、夫の約6割（61.0%）、妻の約5割（48.0%）が「現状程度」でいいようです。

前回調査と比べると、「増やしたい」という回答が夫は11.0%→17.0%、妻は20.5%→22.5%に増加。「一緒にしない」という回答が夫は22.5%→9.5%、妻は22.0%→13.0%と10ポイント程度減少しました。15年前と比べて、一緒に家事をする意識が少しずつ浸透してるのかもしれません。

子供と過ごす時間は、夫、妻ともに「増やしたい」が増加（夫：19.9%→39.1%、妻24.0%→42.8%）。15年前と比べて、育児にともに取り組む意識が浸透したようです。

夫、妻ともに、「増やしたい」が約4割（夫43.0%、妻41.0%）、「現状程度」が約5割（夫：53.0%、妻：53.5%）で二分しました。ステイホーム期間に団らん時間が増えたのか、15年前と比べて「増やしたい」の割合が夫、妻とも若干減少しました。

「現状程度」が夫の59.5%、妻の59.0%と、ともに過半数を占めています。一緒にショッピングをする時間は、約6割の夫、妻が現状と同じ位で良いと考えているようです。

「増やしたい」妻が32.0%に対して、夫が37.0%で5ポイント上回りました。一方で、「一緒にしない」と回答した夫12.5%に対して、妻が29.0%と16.5ポイントも上回りました。スポーツを“一緒にしたい夫”に対して、“一緒にしなくてよい妻”という結果が見てとれます。

夫婦で一緒に過ごす趣味・娯楽の時間も、「増やしたい」で夫が上回り（夫：43.0%＞妻：32.5%）、「一緒にしない」で妻が上回り（妻：16.0%＞夫：8.0%）ました。スポーツ時間と同様、意識の違いが出ました。

コロナ禍で旅行に行きたくてもなかなか自由に行けない状況が続くなか、15年前と比べて夫、妻ともに「増やしたい」という回答が減少（夫：65.0%→49.0%、妻：64.5%→52.5%）し、「現状程度」という回答が増加（夫：29.5%→43.0%、妻：28.0%→37.5%）しました。自粛期間の影響が変化にあらわれているのかもしれません。

今回新たに聞いた外食時間は、「現状程度」が夫、妻ともに約5割（夫：52.5%、妻：49.0%）です。世代別※にみると、特に40代と50代以上に限っては約6割が「現状程度」に満足しているようです。