ボランティアグループ「おもちゃひろばロリポップ」は、湘南地域を中心に養護学校やデイサービス事業所などへ、TOY工房どんぐりの布おもちゃを貸し出している。活動のきっかけについて西村代表は、「どんぐりさんの布おもちゃと出会い、障害児対象に放課後支援を行っている事業所で子どもたちに試してもらったところ、とても好評で、2006年から貸し出しを始めました」と振り返る。
ロリポップは、おもちゃの貸し出しを行う一方、現場の声をTOY工房どんぐりに伝える大きな役割を担ってきた。「たこちゅっちゅっの『しんぞうけんしん』も、養護学校の先生のアイデアから生まれました。ですから、どんぐりさんの受賞を、先生方もとても喜んでいます」
活動の原動力について西村代表は、「活動自体が人に喜ばれるものであり、そのなかで心洗われる経験をしたり、感動をいただけることが大きいと思います。そして、私たちが伝えたアイデアが、どんぐりさんの手によって布おもちゃに仕上げられていく楽しさも、活動を続けていくエネルギーになっています」と話す。
西村代表は、「パートナーとして、さらなる素晴らしいおもちゃづくりの応援をしていきたいです」と、笑顔を見せる。
布おもちゃで遊ぶ子ども
受賞コメント
選考委員長コメント