受賞者一覧

私はCLACKの活動に参加して3年になります。ある時期から家がお金に困るようになり、人に助けていただいたこともあって、就職して生活基盤が整ったのを機に、社会に還元していきたいと考え参加しました。CLACKを選んだのは、プログラミングのスキルが活かせることと、ミッションである「高校生が未来に希望を持ってワクワクできる社会の実現」に共感するところがあったからです。

高校生たちが、貧困という不利な状況を乗り越えるには、自分の中の軸がしっかりして、人生を切り開いていく意思の強さが必要です。しかし、それは誰もができることではありません。でも、その可能性を広げる一つの方法として、生きていくスキルを身に付けること、そして自分の将来を考えるきっかけや選択肢を見つけることが重要で、それを手助けするのが私たちの行っている「自走支援」の意義だと考えています。

平井さんは、リーダーとして折に触れ、そうした自分たちが目指すところをスタッフに話しており、それを共有することで皆が同じ方向を向いて心を一つに取り組めているのだと思います。平井さんがそれを継続されている意思の強さは尊敬できるところでもありますし、また、自らアプローチしてこれまで多くのご支援いただく企業と連携を深めてきた行動力は素晴らしいと思います。

CLACKの仲間と一緒に夢中で走り続けてきた中で、今回、活動を認めていただいたことは非常にうれしく思います。今後は拠点を全国に広げることを目指しており、活動の質も高めながら、より多くの高校生に寄り添っていけるよう、ともに頑張っていきたいと決意を新たにしています。