
CLACKの活動は着実に広がりを見せ、スタッフも100人を超えて、中には企業を辞めて飛び込んできてフルタイムで活動しているスタッフもいるという。活動拠点も大阪の2カ所に加え、この9月には東京にも拠点を開設。今後は各地のNPO法人と協力し、大都市圏から地方都市まで100カ所以上を目標としており、「プログラミング教育とキャリア教育という組み合わせによる自走支援を広げ、修了生たちが地域の子どもたちの身近なロールモデルとなれるよう、全国に希望やワクワクを届ける循環をつくっていきたい」と展望はさらに広がる。
設立から4年。困難を抱える高校生に、多様な機会や選択肢をつくるというミッションから考えると、ようやく1合目だと話す平井さん。「生まれ育った環境に関係なく、しっかり頑張っている人が報われる社会となるよう、CLACKとしても私個人としてもさらに取り組んでいきます」と熱く語る。