
北海道から沖縄まで、全国各地から参加している加盟社は現在約150社になり、海外も含め、これまで行ってきた塗装ボランティアは90カ所を超える。
活動が知られるにつれ、共感した多くの企業が刷毛や塗料の提供などでバックアップしてくれているが、交通費や宿泊費などは塗魂ペインターズのメンバーがすべて自前でまかなっている。副会長の大倉さんは、「仕事で苦労したり、つらいことがあったりしても、塗装ボランティアに行って皆の笑顔に会うと、エネルギーや元気がもらえるんです。そうして楽しく塗装をした帰りは本当に胸の中が温かくなっていて、明日からまた頑張ろうという気持ちになっています」と話す。
2017年中に、加盟200社を目指したいという会長の宮嶋さん。「一人ひとりの力は小さくとも、力を結集すれば大きな社会貢献になることを塗魂ペインターズで実感しています。これからも、塗装を通して皆さんの心の中に幸せな明かりを灯し、世界の人々に勇気と希望を与えられる団体を目指します」と、熱い想いを語る。