Social Contribution Mission Program 社会貢献活動派遣制度

宮城県での活動の背景・経緯

宮城県石巻市は、東日本大震災の津波によって、深刻な被害を受けました。被災半年後の人口推移調査では、被災市町村の中で最も人口が減少した6,511人減と記録が残っています。現在、被害を受けた多くの人たちが仮設住宅での生活を送っています。被災により住居や建物を取り壊されてしまった地域に少しでも明るさが戻るよう、様々な取り組みが行われています。

2018年度の支援期間:2018 年11月26日~ 28日

2019年度の支援期間:2019年5月22日~24日

訪問地域:宮城県石巻市雄勝町

社会課題:災害に強いまちづくり

活動内容:被災地域の復興支援

宮城県石巻市雄勝町において、特定非営利活動法人NICEを通して、現地で活動しているNPOの雄勝花物語と共に、 グループ従業員が参加(2018年度:15名、2019年度:9名)しました。「雄勝ローズファクトリーガーデン」※1 の整備活動では、栽培するオリーブ苗(成木)の冬支度、水はけをよくするための整地作業、ラベンダーを始めとする植物の植え替え作業など行いました。

※1ローズファクトリーガーデン
始まりは2011年8月に現「雄勝花物語」※2代表の徳水さんが、津波で流された家族を弔うために、瓦礫に埋もれた雄勝町の実家跡地に花を 植え始めたことであり、被災地緑化支援に入っていた千葉大学・園芸学部の方々と出会ったことで本格的な庭園造りに発展しました。 家族を弔うために始めた活動が人との出会いによって、新しいコミュニティの形成、生きがいづくり、健康保持などに役立つ場となっています。

※2雄勝花物語
宮城県石巻市は、東日本大震災の津波によって深刻な被害を受けました。被災半年後の人口推移調査では、被災市町村の中で最も人口が減少した6,511人減と記録が残っています。現在も被害を受けた多くの人たちが仮設住宅での生活を送っている状況です。東日本大震災の津波によって破壊された住居跡でローズファクトリーガーデンをオープンさせた徳水さんらが取り組むのが「雄勝花物語プロジェクト」です。10年、20年先を見据えてこれからも花を植え続け、近隣住民の集えるサロンとしての役割を果たせる場所づくりを目指しています。被災地の緑化活動や防災教育、ハーブの栽培と雄勝に適した果樹試験栽培などを行いながら、地域振興と地域コミュニティの場所の提供を目指しており、特に「北限のオリーブ」と名づけたオリーブの栽培に力を入れています。

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