調査概要
はじめに
コンピュータの画面上で仮想現実を体験するバーチャル・リアリティから発展して、バーチャルバンク、バーチャルカンパニーなど“バーチャル流行り”のこの頃です。
シチズン時計株式会社では、6月10日の時の記念日を前に「バーチャルタイム(仮想時間)とリアルタイム(現実時間)」と題した時間のイメージ調査を首都圏のビジネスマン、OLを対象に実施しました。
物語や伝説上の人物の“登場時間”や未確認物体の“出現時間”をイメージで具体的に○時という形式で記入してもらいました。同時に、自然現象や生活場面でのピークタイムが、実際に何時になるのかを「実感」と「イメージ」の両面からアプローチしました。
以下は、現代人が空想と現実の時間を豊かな感性でイメージングした結果です。
調査概要
- 調査時期
- 1997年4月14日~5月6日
- 調査方法
- 質問紙による留置法
- 調査対象
- 首都圏在住のビジネスマン・OL
- 集計方法
- 性別・年代別単純平均
- サンプル数
- 345人
サンプル構成
性別 | 年代別 | 合計 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 女性 | 20代 | 30代 | 40代以上 | ||
実数 | 180 | 165 | 162 | 90 | 93 | 345 |
% | 52.2 | 47.8 | 46.9 | 26.1 | 27.0 | 100.0 |
時の記念日とは
1920年(大正9年)に制定された。その由来は、日本書紀に記されている日本最古の漏刻時計(水時計の一種)が、天智天皇によって初めて使われた日とされている。