靴店を営むご夫妻は、1979年から毎年6月と11月の2回、各3日間ずつ足の不自由な人のために靴の無料修理・改良をおこなっている。
この間、勇さんが脳血栓で倒れたことで中断した年もあるが、回数で27回、手がけた靴は1082足に及んでいる。
1994年度受賞
足の不自由な方のために、1000足を超える靴を無償で修理・改良
星野 勇・シズエご夫妻
-
星野 勇さん 星野 シズエさん
靴の専門家として技術と知識を生かし、年2回、足の不自由な方の靴を無料で修理
表彰理由
材料費も無償で手間のかかる作業を手掛け、店まで来られない客を迎えに行く心配り
障がいに応じて靴の厚さを微妙に変えるなど手間のかかる作業を、材料費もすべて無料で実施している。
シズエさんは糊づけなどの修理の手伝いから、車いすの客を駅に迎えたり、駅までも来れない人のためには車で出向くといった内助の功を発揮している。
まさに二人三脚での快挙で、「目標の1500足を成しとげるまでは気合が入ります。」
「どうぞ気軽に来てください」とは勇さんの弁。