湾岸戦争によるペルシャ湾の原油汚染にあえぐ野鳥を救うため、現地行きを計画、環境庁を説得、自らもボランティアとして現地入り。
丸2か月間、小さな命を救う仕事に従事、500羽ほどを野生に帰す。
1991年度受賞
湾岸戦争で原油汚染にあえぐ野鳥を救うため、国を動かし現地で活動
馬場 国敏さん
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馬場 国敏さん/1948(昭和23)年生まれ。獣医師、馬場動物病院経営。
生命の危機にある野鳥を救うため環境省を説得、2カ月にわたりペルシャ湾で救命活動
表彰理由
湾岸への救助チーム派遣を実現させた実行力と、普段から野鳥を無償で治療し続ける姿勢
国際貢献が課題になっている折、国の機関が手をこまねいている問題に対して、自分1人で発案、環境庁と日本鳥類保護連盟の共同による3人チームの派遣にこぎつけた意志と実行力。
日頃は多摩川べりで保護される野鳥を無料で治療し続けて17年。