資源の有効利用と廃棄物の削減

工場からオフィス、社員食堂に至るまで、あらゆる職場で廃棄物削減活動を進めています。廃棄物を減らすとともに、国内での再資源化率99.5%以上を目標に進め、循環型社会をめざします。

廃棄物削減活動の推進

シチズングループでは、循環型社会の形成に貢献するため、ごみゼロ活動として、廃棄物の排出を減らすだけでなく、再資源化も推進しています。2019年度にグループ全体では再資源化率が0.4%向上し99.6%となりました。
今後も廃棄物の有効利用等資源の循環利用に取り組みます。

シチズンマシナリー(ベトナム)

砂の資源化

シチズンマシナリーベトナムでは、工作機械に使用する鋳物を製造しています。
鋳物は、砂で作った型(砂型)の中に溶けた鉄を流し込み作成します。
砂型の崩れ防止用で、砂に樹脂を混ぜており、鋳物を取出した後の砂から樹脂が容易に分離し難いため、砂の再利用が出来ず、埋立て処理していました。
近年アジアでも環境に対しての取組も厳格になってきており、廃棄物を従来通りの方法で廃棄出来なくなりました。
そのため、今まで埋立て処理していた砂を建築用のブロックやレンガの材料として再資源化する活動を進め、廃棄物に占める再資源化率は2016年8.0%⇒2017年62.6%⇒2018年95.9%と大きく向上し2019年度も95.4%と前年とほぼ同じ実績を維持しました。
これからも環境負荷低減を目指した活動を進めていきます。

砂型を再資源化したブロック
砂型を再資源化したブロック

資源循環ビジョンの策定

シチズングループでは、資源循環は資源の枯渇を防ぐとともに気候変動対策としてバリューチェーン全体での温室効果ガス削減に重要であると認識し、2020年4⽉、資源循環ビジョンを策定しました。2030年に向けた重点施策として、原材料の削減、持続可能な容器包装の使⽤、取り扱い説明書やカタログの電⼦化とともに、近年社会問題となっているプラスチック廃棄物や容器包装ワンウェイプラスチックの削減、持続可能な⽔資源の利⽤を掲げ、様々な取り組みを実施しています。

シチズン電⼦における資源循環取り組み事例

ダイシング切削水の使用量削減

製品組立工程内のダイシング工程において、ダイシング装置からの切削排水を回収して濾過させた後、繰り返し供給するシステムを採用しています。このシステムにより1時間に11,950Lの切削水(フル稼働時)の使用量を削減することが可能となり、水資源の保全に貢献しています。

砂型を再資源化したブロック
ダイシング工程における水循環模式図