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「子どもの時間感覚」35年の推移
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「外で遊んでいる時間」は35年間で半減、
テレビ離れも進む

Q

下記について、一日(平日)にどの位時間を使っていますか?また希望する時間は?

    実際の時間 希望する時間
  %(※1) 2016年 2001年 1981年 2016年 2001年 1981年
睡眠時間 100 8時間
21分
8時間
29分
8時間
48分
8時間
48分
9時間
14分
9時間
23分
朝食時間 98.2 18分 26分 21分 21分 25分 25分
お母さんと
話をする時間
97.7 58分 1時間
16分
53分 1時間
14分
1時間
33分
48分
お父さんと
話をする時間
72.2 30分 36分 28分 39分 58分 48分
家で勉強して
いる時間
97.7 58分 56分 1時間
5分
1時間
15分
58分 1時間
5分
外で遊んで
いる時間
69.5 1時間
12分
1時間
47分
2時間
11分
1時間
35分
2時間
35分
3時間
7分
テレビを見て
いる時間
95.5 1時間
43分
2時間
19分
2時間
9分
1時間
44分
2時間
37分
2時間
37分
音楽を聴く時間 33.7 29分 46分 23分 37分 58分 41分
読書の時間 63.5 29分 44分 34分 47分 56分 55分
ゲームの時間(※2) 75.5 57分 - - 1時間
19分
- -
メールや
SNSの時間(※2)
18.7 19分 - - 25分 - -
ゲームやメールを
楽しむ時間(※2)
- - 1時間
14分
- - 1時間
44分
-

(行為者の平均時間)

※1:行為の実施率
※2:2001年は質問項目を「ゲームやメールを楽しむ時間」で調査

子どもたちが平日の一日に、さまざまな生活活動に使う「実際の時間」と「希望の時間」の平均は上記のようになりました。
 <実際の時間>で目立つのは「睡眠時間」と「外で遊んでいる時間」が、35年前から減り続けていることです。特に「外で遊んでいる時間」は35年前と比べて約半分(2時間11分→1時間12分)になっています。“外で遊ばない子供”が増えてきているというのはこうしたデータからも確かなようです。
 また1981年から2001年にかけて増加した「テレビを見ている時間」も、2001年と比べて36分減少(2時間19分→1時間43分)しました。生活の多様化による“若者のテレビ離れ”が叫ばれる昨今ですが、小学生のライフスタイルにも影響が及んでいるということでしょうか。
親子の会話に目を向けてみると1981年、2001年と同様に、「お母さんと話をする時間」が「お父さんと話をする時間」の約2倍でした。時代が変わっても、母親中心のコミュニケーションに変わりはないようです。
<希望の時間>を見ますと、各項目とも<実際の時間>より増やしたいという結果でした。特に増やしたい時間が多いのは、「睡眠時間」→あと27分、「外で遊んでいる時間」→あと23分、「ゲームの時間」→あと22分、「読書の時間」→あと18分、「家で勉強する時間」→あと17分、「お母さんと話をする時間」→あと16分でした。

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