鈴木 陽子さん
過疎地の医療に貢献したいと42歳で医師免許を取得。単身北海道で医療活動
鈴木 陽子さん

鈴木 陽子さん/1940(昭和15)年生まれ。医師、えりも町国民健康保険診療所所長。

  • 1990年度受賞
  • 社会貢献

受賞概要

医師不足に悩む過疎地のため42歳で免許取得、家族の協力のもと単身赴任で医療に従事

過疎地の医療活動に役立ちたいと1974年医大受験勉強を開始、42歳で医師免許を取得。

大阪市内の総合病院で7年間、臨床医としての経験を積んだ後、1990年5月に初志を貫いて北海道・えりも町国民健康保険診療所に単身赴任、当地の医療に従事している。

受賞理由

困難の多い医療の道へ進んだ実行力と、その思いを貫き地域医療に献身する生き方

自分の方向性と社会性を結びつけたという意味で、女性の新しい生き方を示すもの。

決意と実行力が素晴らしいが、その行動を支えたご主人や子供さんなど家族の理解も見逃せない。